ヴィランからヒーローへ、『LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班』ディラン・マクダーモットが変化を語る

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米NBCの『LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班』から、同局の『FBI: Most Wanted〜指名手配特捜班〜』に出演が決定したディラン・マクダーモット。彼が、ディック・ウルフが手掛ける両ユニバースにおける、悪役から正義感あふれるヒーローへの転換について語っている。

大ヒットドラマ『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』のスピンオフドラマ『組織犯罪特捜班』に出演したディランは、裏組織のボス、リチャード・ウィートリーを演じた。その後、ディランは『FBI:特別捜査班』のスピンオフ『FBI: Most Wanted〜指名手配特捜班〜』に出演し、シーズン3よりレミー・スコット捜査官に扮している。

ほとんど時間を空けることなく、ディック・ウルフが指揮を執るユニバースで、ヴィランからヒーロー役を演じ分けることになったディランが、その大きな変化について米TV Lineのインタビューで語っている。

「その転換が非常に興味深いプロセスでした。ネットで“(切り替えが)早すぎる”“彼はリチャード・ウィートリーで悪者だ!”といったコメントを読んで楽しんでいます。視聴者が実際に私が彼であり、あのキャラクターだと信じているのは素晴らしいことだと思うからです」

ディランは、そういった見方をする視聴者がいるからこそ、人々の期待を裏切る準備ができているという。「今、視聴者は私を全く違う角度から見ることになり、その考え方が気に入っています。彼ら(リチャードとレミー)は大きく異なるキャラクターで、人生において違う目的を持った人物だからです。これまでに自分が、怪しげなキャラクターを演じてきたことは分かっています。でも、今は再び良い人を演じる時が来て、そしてレミー・スコットは善人です。(『FBI: Most Wanted』の今シーズンが)終わる頃には、リチャード・ウィートリーのことは忘れてしまうでしょう。今はレミー・スコットですからね」

そして、『FBI: Most Wanted』でショーランナーを務めるデヴィッド・ハジンスは、悪役を演じたばかりのディランを、英雄的なレミー役に起用することに懸念はなかったとのこと。「心配はしていませんでした。なぜなら、このキャラクターは早い段階からコンセプトが決まっていて、ディランが来たことでさらに膨らんだからです。そして、彼が持つエネルギーと輝き、人と絆を結ぶ能力は最大の資産だと思います」

ディランが新キャストとして加わり、さらにパワーアップした『FBI: Most Wanted〜指名手配特捜班〜』シーズン3は、NBCにて毎週火曜に放送中。日本ではシーズン1がHuluにて配信中。『LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班』はスーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて放送中。

(海外ドラマNAVI)