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立地もよく、専有面積は180�屐�そんなプレミアム感のあるマンションリノベーション事例を紹介します。室内の印象は、ラグジュアリーでありながら、木や石などの自然素材を生かして温もりも。アートを飾る場所や、くつろぐための畳の小上がりがあるなど、日常を楽しませてくれる仕掛けがそこかしこに。かわいいドアノブやレトロな壁づけランプなど、ディテールにも注目です。
キッチンは素材感を生かしたアイランドカウンターが主役！
広さの割に作業スペースが少なかったというキッチンには、アイランドカウンターを新設しました。既存のキッチンは、比較的状態がよかったため、ワークトップやコンロを活用して、収納部分は面材を替えてリフレッシュ。
圧迫感があったつり戸棚や、必要以上に多かった引き出しを撤去したことで、使いやすくムダのないキッチンになりました。
新しく設けたアイランドカウンターは、モルタル塗装と木を組み合わせたスタイリッシュなデザイン。キッチン側は、家電収納兼作業台として活用しています。
つくりつけの収納や棚を撤去して、気になっていた圧迫感を解消したキッチンとダイニング。床材は既存を生かしました。
既存のつくりつけ収納をカスタマイズし、モルタルと木で仕上げたダイニングの窓際のカウンター収納。扉の木目がつながるように、緻密に設計されているところも気に入っています。
LDKの数か所に取りつけた木製パネルは、アートを飾るスペースとして活用。ダイニング＆キッチンのパネルには、食べ物をモチーフにした作品を飾っています。
この住まいのデータ
▼家族構成
夫40代 妻30代 長男11歳 長女8歳
▼リノベを選んだ理由
夫の両親から受け継いだマンションを、「夫婦＋子ども2人」の家族構成や、自分たちの好みにフィットする住まいにするためにリノベを選択。リノベーションは、デザイン性の高い独創的な提案が印象的だったフィールドガレージに依頼した
▼住宅の面積やコスト
専有面積／180.00��
快適な居場所を設けて、メリハリをつけた広々リビング
リビングのインテリアのポイントになっている溶岩タイル。リノベの依頼先であるフィールドガレージのオフィスで見て、ぜひ採用したいと希望しました。
この壁がより美しく見えるように、テレビボードのあるスペースを下がり天井にし、間接照明も設置。シチュエーションに合わせて、調光して楽しんでいます。
「みんながゆったりできる場所にしたい」と、夫が希望したリビングの小上がり。「仕事の合間にストレッチをしたり、子どもが友達と遊んだり、さまざまな場面で活用しています」（夫）。
ワークスペースの壁には、木目を生かした木のパネルを設置。黒板の「粉受け」のようなパーツも取りつけたので、スマホなどを置いておけます。
それまでは、広さを生かしきれていなかった既存のリビング。小上がりやワークスペースを設けたことで快適な居場所ができ、メリハリのある空間に生まれ変わりました。
こだわりの設備やパーツ類を生かして細部まで美しく
メインの洗面室のオリジナル洗面台は、妻のお気に入りのひとつ。マットな質感の洗面ボウルは、「なめらかで肌ざわりがよく、汚れもつきにくいので掃除がラクです」（妻）。
洗面室の壁はヘキサゴン（六角形）タイルで遊び心をプラス。サンプルを見ながら、イメージに合うものを選びました。照明や木製フレームの鏡ともマッチしています。
玄関ホールの壁には、天然石の飾り棚を設置。夫の父から譲り受けたというアンティークの小物を飾っています。リビングドアは、80年代の探偵事務所のドアをイメージして造作。
アンティークのような趣のあるリビングドア。すりガラス、個性的なドアノブもおしゃれです。
主寝室につながる洗面室にはレトロかわいい壁づけのランプを設置。「自分たちの暮らしや、持っているものに合う家具を造作してもらえたのは、リノベーションならでは。満足度が高いです」（妻）。ゆとりのある広々としたスペースと、暮らしやすさが両立した住まいが完成しました。
間取り（リノベーション前後）
リノベーション前
リノベーション後
設計・施工／フィールドガレージ
自由な暮らしを提供したいという思いから、2004年にリノベーション専門の設計事務所を設立。現在は工事の請負、不動産仲介も手がけ、リノベ向きの物件探しからローン審査・売却、賃貸管理の手伝いまでトータルにコーディネートしている
※情報は「リライフプラスプレミアムNo.1」取材時のものです
