AFX通信によると、韓国の金融経済当局は5日、緊急会合を行い、北朝鮮のミサイル発射によって韓国の金融市場が過剰反応を示した場合には、必要な手段を講じる方針を明らかにした。財政経済省の朴炳元(パク・ビョンウォン)第1次官は、「経済省、金融監督委員会、中央銀行は市場の動向を注視するための専門チームを発足させることに合意した。必要があれば市場安定化策を講じる」と述べた。また、市場の動向は今月の金融政策での金利調節に影響を与える一つの要素と考えると付け加えた。市場では、先月の0.25%ポイントの利上げが行われたため、現状政策を維持するとの見方が支配的。同次官はまた、市場参加者に対して、冷静な対応を促した。 【了】