広島・鈴木誠也【写真:荒川祐史】

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ジ・アスレチックのパドレス番「出していいと思う金額よりも高くなる可能性」

 広島からポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手に、米メディアも注目を寄せている。スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」では、パドレス番を務めるデニス・リン記者が鈴木の魅力を力説。「個人的には年平均1200万ドル(14億円)〜1400万ドル(16億円)ぐらいなら払ってもいいと感じている」と述べた。

 ファンの質問に答える形で、意見を展開。パドレスが獲得に乗り出したとして「7年1億ドル(約114億円)ぐらいまでなら、出していいのではないかと思う」という意見に対し、リン記者は「確かにお買い得かもしれない。だけど、多くの球団が競り合って、彼の価格はパドレスが出していいと思う金額よりも高くなる可能性がある」と展望した。

 その上で「金河成(キム・ハソン)より、打撃面でかなり大きなインパクトを与えることができる。そして、NPBはKBOよりもレベルが高い」と述べ、昨季パドレスに加入した韓国出身の内野手と比較。環境に慣れるために時間は要するとしながらも、16億円ほどなら妥当だとの見方を示した。(Full-Count編集部)