広島市は子育て世帯への10万円給付について、年内に現金で一括給付する方針を固めました。

松井市長「幅広く活用できる現金での支給を望む多くの市民の声が寄せられていることを踏まえ、10万円を児童手当受給者に対して年内に(支給する)」

10万円給付をめぐって政府は15日、「現金を一括で給付することも自治体の判断により可能」と各自治体に通達しました。

広島市は28日に現金5万円を給付する予定でしたが、政府の通達を受け現金10万円を年内に一括給付する方針に変更したということです。

このほかの県内の自治体の状況をまとめてみました。

ホームテレビの調べによりますと15日までに年内に現金一括で給付する方針を固めていたのは、福山市・大竹市・坂町・三原市・熊野町・呉市・府中市・安芸太田町・廿日市市・江田島市の10市町です。

そして、16日に新たに年内の現金一括給付を決定、もしくは方針を決めてのは、広島市・尾道市・東広島市・府中町・海田町・大崎上島町です。

これで半数以上の市や町が年内の現金一括給付となりましたが、庄原市や世羅町はクーポンでの配布を含め検討中としています。