県内で特殊詐欺の被害が増加していることなどを受け、県警と中国財務局が手口や対策を紹介するイベントを行っています。

広島市消費生活センターで、6日から始まったパネル展では今年県内で発生した特殊詐欺の手口や対策が紹介されています。

還付金詐欺の手口をイラストにしたものでは、電話で「還付金が受け取れる」などと言ってATMを操作させる様子が描かれています。

県警によりますと県内ではこれまでに少なくとも188件の特殊詐欺が発生していて被害総額は約4億6千万円と、前の年と比べ2倍以上となっています。

県警生活安全総務課 岡村正孝警部「電話の対策なども載せているので、家族で詐欺の電話を受けないような対策もしてもらえればと思います」

このイベントは12月24日まで開かれています。