県内では第6波に備え、3回目のワクチン接種が加速しています。

福山市民病院では医師や看護師ら120人が接種を受けました。副反応の可能性を考え接種初日を週末にしたということです。

来年1月末までに職員の約8割が3回目の接種を終える予定です。

福山市民病院 喜岡幸央院長「新型コロナだけを対象としているわけではないので、それよりもむしろ他の日常の疾患をちゃんと見ていけるような体制づくりが必要だと思っております」

県内では3日も感染者の発表はありませんでした。県全体では3日連続、広島市では13日連続です。

感染状況が落ち着く中で観光業への支援が加速しています。

広島市は旅行業者などに応援金を支給する団体への補助金として2億1千万円を補正予算案に計上しました。

支給先の規模に応じて最高500万円を支援する仕組みです。

「アフターコロナ」を見据える動きがある一方で国内外で感染が相次ぐオミクロン株への懸念が広がっています。

鳥取県 平井伸治知事「いま風雲急を告げる事態になってきたのでこの機会にいろいろとお話をさせてもらった方が良いのではないかと」

湯崎知事は鳥取県の平井知事とオミクロン株対策について協議しました。

平井知事は「すっかり世界の脅威になっている」として中国地方にも入ってくるという前提で準備を進める必要を訴えました。

湯崎知事「オミクロン株のリスクも目前に迫っている重要な課題なので連携していく」