衆議院選挙は31日、投票日を迎えます。新型コロナウイルス対策や格差の是正を含む経済対策を争点に、与党候補と野党統一候補の対決にも注目が集まります。衆院選では、合わせて465議席を現行の制度になってから最も少ない1051人が争っています。県内は5つの小選挙区に12人が立候補していて、31日は午前7時から828カ所の投票所で投票が行われます。

25の市と町のうち宇都宮市など11の市や町はすべての投票終了時刻を午後8時までとしていますが、14の市と町で投票終了時刻が早くなります。このうち午後6時までは大田原市、那須烏山市、益子町、茂木町、那須町で、午後7時まで投票できるのは足利市、小山市、真岡市、那珂川町です。

鹿沼市と日光市は午後6時までと午後7時までとに分かれています。栃木市は真上集落センターが午後4時まで、出流町公民館が午後6時まで、そのほかの投票所が午後7時までとなります。佐野市は田沼、葛生地区の一部で午後6時までとし、そのほかは午後8時までです。矢板市は、高原自治公民館のみ午後6時で締め切ります。

県選挙管理委員会によりますと公示日の翌日から29日までの10日間で25万2251人が期日前投票を行いました。投票率は15.48%で前回2017年と比べて9.24ポイント増えています。前回の衆院選の投票率は51.65%で県選挙管理委員会は「皆さんの貴重な一票を無駄にせず必ず投票しましょう」と呼びかけています。

ところで前回の衆院選では県内の10代の投票率は37.77%でした。今回の衆院選、若い世代はどう考えているのか話を聞きました。