第101回全国高校ラグビー大会県予選の準決勝2試合が30日行われ、決勝のカードが決まりました。

準決勝第一試合は、黒とピンクのジャージ佐野日大と水色の作新学院が対戦。

試合は、佐野日大が4分にトライを奪うと前半だけで5本のトライを決めて33対0と圧倒します。後半は作新学院が粘りの守備を見せる場面もありましたが、佐野日大の勢いは止まらず、22分には独走のトライ。76対0と力の差を見せつけ、9年連続の決勝進出を決めました。 

第2試合は紺のジャージ「絶対王者」國學院栃木と緑の佐野が対戦。國學院栃木は開始1分でトライを決めると、その後も立て続けに得点します。前半は6本のトライを奪い、36対0で後半に入ります。

メンバー全員を入れ替えた國學院栃木に対し、佐野は、守備に追われる時間が長いながらもチャンスを狙います。すると15分、佐野はスクラムから右に展開し執念のトライを決めます。さらに20分にも相手のパスをカットしてから独走のトライ、意地を見せます。

しかし國學院栃木は前半を上回るトライ8本で90対10で圧勝し22連覇を目指して決勝に進みました。

9年連続の同一カードとなった決勝は11月6日に行われます。