業務スーパーの『豚ロースカツ』はカツサンドやカツ丼にちょうどいい旨み感
業務スーパーで販売されている『豚ロースカツ』をご存じでしょうか。
厚みのあるロース肉を使用した冷凍とんかつです。晩ご飯のメインおかずから、カツサンドなどのアレンジ用途にも便利な一品。以前レビューした際から数年経ったので、あらためて使い勝手をチェックしてみました。
業務スーパー|豚ロースカツ|642円
業務スーパーにて642円(税込、税抜595円)で販売中です。冷凍とんかつが5枚入って、内容量は700g。カロリーは100gあたり217kcal(脂質 9.5g、炭水化物 19.9g)。製造者はダイチクフーズ、販売者は神戸物産。
コスパ(単価)は100gあたり約92円、1枚あたりは約128円。似た商品だと『豚ひとくちカツ 肩ロース』(500g・429円)のほうがちょい手頃です(約86円 / 100g)。2017年にレビューした際と比較して、変更点は特に見当たらず。価格も原材料もそのままです。
調理方法は180℃の油で6〜7分ほど揚げるだけ。厚みがあるので、中心まで火が通るように油は多めで。大きさは13cmほど。お店で食べるとんかつに比べれば小さめですけど、業スーの冷凍肉揚げ物のなかでは上位に入るビッグサイズです。
パン粉の衣は揚げたてサクサク、アメリカ産の豚ロース肉はわりと凡庸なクオリティ。パサつきや臭みは感じませんが、肉汁のジューシーさは今ひとつです。脂身と赤身のバランスは問題なく、程よい歯ごたえと柔らかさが楽しめます。
旨味はそのままだとちょい淡白。カツ丼やカツサンドにアレンジするにもソース前提の風味ですね。満足度はそこそこながら、気になる欠点は特になし。普通にチョイスしやすいがっつり系肉おかずですよ。
特徴をまとめると以下のようになります。
アメリカ産豚ロース肉を衣で包んだ冷凍ロースカツ1枚あたり140gの大きめサイズで食べごたえがあり、メインおかずを十分張れるオイリーさのないさっくりした口当たりで、特にカツサンド用にちょうどいい小さめサイズの使い勝手を重視するなら『豚ひとくちカツ 肩ロース』(500g・429円)がおすすめ