(C)さいとう・たかを/さいとう・プロダクション/小学館

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1968年の連載開始から53年。「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」にて、さいとう・たかを、さいとう・プロダクションが手掛ける漫画『ゴルゴ13』が、世界記録に到達、ギネス世界記録(TM)に認定された。

漫画『ゴルゴ13』が「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」(”Most volumes published for a single manga series”)としてギネス世界記録(TM)に認定された。

ゴルゴ13』(ゴルゴサーティーン)は、国籍不明の超A級のスナイパー「ゴルゴ13」ことデューク・東郷の活躍を描く劇画作品。
1968年(昭和43年)11月29日に発売された『ビッグコミック』(小学館)新年号から連載を開始し、今年で53年目を迎える大長編作品だ。

制作過程を分業制にし、これまで延べ50人以上の脚本家がシナリオに協力。
その時々の "今" を切り取ったリアリティを追求した作品作りに取り組んでいる。
現在も『ビッグコミック』にて連載中で、ストーリーは600話超、『ゴルゴ13』シリーズの累積発行部数は3億部を超えている。

今回のギネス世界記録認定にともない、さいとう・たかをからはコメントが寄せられている。

さいとう・たかを コメント
ゴルゴ13』は昭和43年、まだ子供向けの漫画が主流だった時に、編集部から「大人が読むに耐えられる主人公で作品を作って欲しい」と言われて連載が始まりました。
連載開始時に最終回のコマ割りまで考えていて、当初は10話で終わるつもりだったゴルゴが、気がつけば10年経ち20年経ち、50周年の時に結構長く続けたなと思っていたら、201巻でギネス世界記録認定と言われ、正直驚いております。
これも偏に、スタッフの皆さん、出版関係者の方々、そして何よりも、ゴルゴをいつも楽しみにしてくれている読者の皆さんの存在あってこその記録です。感謝しかありません。
これからも、続けられる限り、体力が持つ限り描き続けたいです。『ゴルゴ13』は私の作品であると同時に、読者のものでもありますからね。いつも待ってくれている読者のために、一話一話ひとつずつやっていきたいと思います。

また、201巻の発売とギネス世界記録到達を記念して、『ゴルゴ13 - 201巻 世界記録到達記念! 特設サイト』を開設。
さいとう・たかをに所縁のある漫画家からのお祝いコメントの他、今読むべき!「厳選した名作エピソード」の無料配信などを掲載しているので、ぜひチェックしていただきたい。

これからも記録を樹立し続けるであろう『ゴルゴ13』。
デューク東郷の活躍、作品の今後の展開が楽しみだ。

☆ギネス認定証などを見る(写真5点)>>>

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