埼玉西武ライオンズの平良海馬さんが39試合連続無失点の日本記録を樹立し、真の目標「41試合連続」まであと2試合の巻。
真の目標まであと2試合!
新たなプロ野球記録の誕生にわいた7月1日。開幕から38試合連続での無失点登板を継続し、藤川球児さんと並ぶプロ野球タイ記録としていた埼玉西武ライオンズの平良海馬さんが、1日のソフトバンク戦で記録をさらに更新。プロ野球の歴史で単独1位、史上初となる39試合連続無失点に到達しました!おめでとうございます!
↓これで名実ともに日本一のクローザーになりました!東京五輪も頼むぞ!
ミスターゼロがいるのに西武はまだ3位タイ!
9回まで勝っていれば勝ち確なのにまだ3位タイ!
打ちまくってるときは打たれまくって、抑え込んでるときは打てないという八百長みたいな球団運営!
……さて、ひとしきりお祝いをしたところで改めて。
バ、バ、バカモーーーーーーーーーーン!
バ、バ、バカモーーーーーーーーーーン!
こんなところでお祝いをしてどうするかーーー!!
僕のなかの安西先生は言っています、「日本一の野球選手になりましたね」と。これは決してお祝いの言葉ではありません。いよいよここから厳しい大海に漕ぎ出していけという叱咤激励の言葉です。21歳で日本記録を更新したなら、当然目指すべき先があります。「世界」です。
本人がどれだけ記録にこだわりがあるかはわかりませんが、球団・ファン・関係者はこれで弛緩するわけにはいきません。この投手を世界の舞台に送り出すために、さらなる目標…いや「夢」の提示と、そこへの期待を届けていかなくては。金メダルをひとつ取れば連覇を期待され、連覇を果たせば3連覇を期待される。そういう拡大しつづける期待によって、人は成長し、限界を超えていくのです。
39試合という日本記録を手にして、なんとーなく皆が「キリがいいから40」くらいの気持ちになっていやしないでしょうか。確かにキリがいいのでそこまではいきたいし、いってほしいけれど、真の目標は40ではありません。「41」です。41まで気持ちを緩めてはいけない。何故なら41試合連続無失点こそが、人類未踏の「世界新記録」だからです。
↓現在の世界記録を保持するのはコチラのライアン・プレスリー投手!その記録は40試合連続無失点です!
Ryan Pressly's streaks of 40 straight scoreless appearances and 39.0 straight scoreless innings were snapped tonight.
- ESPN Stats & Info (@ESPNStatsInfo) May 25, 2019
According to @EliasSports the 40 consecutive scoreless appearances is an MLB-record.
The 39 straight scoreless innings is a new Astros record. pic.twitter.com/RzTECNH8oZ
「思ったより近いな…」
「もっとすごい記録と思ったが…」
「今39であと40で41なら」
「大袈裟に言うほどのものかな…?」
「まぁ、しかしこの近さなら」
「更新しないで終わるのももったいない」
「39をもう一回やるのもしんどいし」
「目標があるならそこまで一気にいきたい」
「極端な話、絶対打てそうにない打者に」
「ワンポイントで出すとかしてでも」
「一気に更新してしまいたい」
「正直、ありがたい反面、疲れる」
「ゼロに抑えてくれるから」
「すごい安心感はあるんだけど」
「何かやらかしたらという緊張で」
「胃が痛くなる」
「ときどき点を取られることもあるけど」
「基本三振でアウト取ってくれて」
「バットに当たるとかでもなく」
「何にも起きない感じで締めてくれる投手」
「そういうのを守備陣としては希望する!」
「とにかくもう一周は避けたいので」
「41なら41までいっちゃってください!」
ライアン・プレスリーさんが世界記録を達成したのは、2018年8月15日のコロラド・ロッキーズ戦から翌2019年5月10日のテキサス・レンジャーズ戦までの40試合でのこと。「意外に最近だな」「そしてまったく知らん」「海を越えて伝わってくるほどのことではないということか…」といった率直な感想はさておき、凄い記録であることは間違いありません。そして、今まさにこの記録に手が届きそうであるわけです。これを逃す手はないでしょう。
MLBと日本プロ野球の記録を同列に比較するのは難があるかもしれませんが、この数字は単にメジャー記録というだけでなく「ギネス世界記録」に登録されているというのは見逃せないポイントです。その登録項目は「Pitcher with most consecutive scoreless games」というもの。似たような記録では「Most consecutive baseball games won by a pitcher」として、田中将大さんの30連勝(2012年から2013年日本シリーズにかけて)が登録されていますが、それと同じように「Pitcher with most consecutive scoreless games」という登録項目であれば「日本の記録はちょっと…」などとは言わないでしょう。
そもそも野球世界ランキングでは日本が1位ですし、WBCで最多優勝を記録しているのも日本ですし、メジャー最強打者は日本のオオタニサンなわけで、日本の記録こそが上に置かれるべき。文句があるなら東京五輪で侍ジャパンに勝ってから聞きましょう。勝てたら、文句を聞いてあげても、いいです!
そもそも野球世界ランキングでは日本が1位ですし、WBCで最多優勝を記録しているのも日本ですし、メジャー最強打者は日本のオオタニサンなわけで、日本の記録こそが上に置かれるべき。文句があるなら東京五輪で侍ジャパンに勝ってから聞きましょう。勝てたら、文句を聞いてあげても、いいです!
↓よし、この登録項目なら日本で達成しても問題なかろう!文句は言わせない!
↓ちなみに西武関連で登録されているギネス世界記録は、2013年の日本肝炎デーでの「三猿ポーズを同時にやった人数」という記録でした!
ほかにチャレンジした人がいるのかどうかはさておき、記録を作るのはよいこと!
もらえる記録はもらいましょう!
すでに西武ドームでは「イチローズモルト」というイチロー誤認狙いのコラボウイスキーを仕込中ですが、今度はここに平良海馬さんのギネス世界記録登録を記念したオリジナルクラフトビール「ギネス平良」を加えて、優良誤認球団としての立ち位置を確固たるものにしていこうではありませんか。
そのためにはまず39という中途半端なところでホッとしてしまうのではなく、世界記録41までしっかりと走り切ることです。そして、その余勢をかって、メジャーで記録されたという59イニング連続無失点という記録にも挑戦していきたいもの。平良さんは今シーズン76試合時点で38イニング連続無失点を記録していますので、このペースでいけば残り67試合で33イニングほどを積み増せるはず。大台&世界新記録の60イニング連続無失点は十分視界に入っています。
明確な目標としての「41」試合と「60」イニング。
なんとなーくキリがいい「70」試合と「70」イニング。
これを目指して無失点をつづけていって欲しいもの。
目標があると俄然やりたくなってきますよね!
ということで、まだまだ頑張ってください!
ギネスの売り子の皆さん!記録達成のお祝いでガンガン売りましょう!
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