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NTTドコモの社会科学系研究所であるNTTドコモ モバイル社会研究所では、2021年1月にスマホ・ケータイ所有者のSNS利用動向について調査を実施し、その結果を同年5月20日に発表した。
同調査では、LINE利用率が、スマホ・ケータイ所有者のうち81.1%、全世代で他のSNSよりも高く、10〜30代で9割が利用している結果となった。なお、10代の利用率をみると、TikTokの利用率は3割を超え、Facebookの利用率よりも高かった。
調査は全国の15〜79歳男女、8,837人が対象。同研究所では、今後も引き続きSNSの利用率の調査をして動向を見ていくとのことだ。

●調査結果について
同調査では、代表的なSNSのLINE、Twitter、Facebook、Instagram、TikTokの利用率(月に1回以上利用)について調査した。その結果、LINEの利用率が圧倒的に高く、81,1%。次点がTwitterの41.0%との結果であった。

●LINEの利用率が81.1%で圧倒的
代表的なSNSのLINE、Twitter、Facebook、Instagram、TikTokの利用率(月に1回以上利用)について調査した結果、LINEが最も多く81.1%となった。続いてTwitterが 41.0%、Instagramが34.3%、Facebookが27.7%と続き、若年層に人気があるTikTokも6.6%の利用率があった。

SNS利用率調査[調査対象:全国・15〜79歳男女・スマホ・ケータイ所有者対象・複数回答・n=8,249]

●LINEが全世代で利用率が高い・10代ではTikTok利用3割超え
年代別のSNS利用率を見てみると、LINEが10〜70代まで全ての年代で幅広く利用されていることが明らかになった。LINEは10代〜30代で9割の方が利用しており、また60代で74.3%、70代でも62.9%とシニア層でも他のSNSよりも圧倒的な利用率であった。
LINEの次に利用率が高いのはTwitterで、10代で約8割、20 代で約7割が利用しており若年層に人気があることがうかがえる。Instagramも若年層を中心に人気があり、10〜50代までFacebookよりも利用率が高かった。なお、Facebookは全世代で2〜3割程度の利用率であった。 TikTokは圧倒的に10代に人気があり、10代の利用率31.1 %とFacebookよりも高いとの結果が出た。

年代別SNS利用率[調査対象:全国・15〜79歳男女・スマホ・ケータイ所有者対象・複数回答・n=8,249]

▼ 調査概要 ―「2021年一般向けモバイル動向調査」:

・調査方法
Web

・調査対象
全国・15〜79歳男女

・有効回答数
8837

・サンプリング
QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。

・調査時期
2021年1月

なお、同研究所では、「スマホ・ケータイ」の所有状況を経年で独自に調査した結果を『ケータイ社会白書』として下記のURLで公開している。

モバイル社会白書Web版::
https://www.moba-ken.jp/whitepaper/index.html


(ロボスタ編集部)