茨城県との県境にある那珂川町の鷲子山上神社に交通事故防止や感染対策など参拝者の安全を守るための遊歩道が完成し20日、神事が行われました。

鷲子山上神社では大駐車場と神社を結ぶ道路が狭く、参拝者の安全を守るため、およそ100メートルの新しい遊歩道が完成しました。

フクロウで知られる神社にできた、その名も「ふくろう遊歩道」です。

20日は、 参拝者の安全を願い長倉樹宮司らが完成した遊歩道をはらい清めました。

あわせて、少しでも早い新型コロナの収束を願って疫病終息も祈願しました。

「ふくろう遊歩道」にはおよそ30体のフクロウの石像を置いたほか、新たに40株のアジサイを植え、自然を満喫できる道になったといいます。

これからの季節は鷲子山上神社の名物、およそ2000株の「霊峰あじさい」とともに、この「ふくろう遊歩道」の新しいアジサイも見てほしいと話します。 アジサイは例年よりも10日ほど早く、6月上旬に見ごろを迎えそうだということです。