撮影に支障はないというロバート・デ・ニーロ
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 俳優のロバート・デ・ニーロ(77)が、レオナルド・ディカプリオと共演するマーティン・スコセッシ監督作『キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン(原題) / Killers of the Flower Moon』撮影のために滞在していた、アメリカ・オクラホマ州で足を負傷したとDeadlineほか各メディアが報じた。

 代理人が語ったところでは、デ・ニーロはロケの滞在先で大腿四頭筋を負傷し、現地時間13日の飛行機でニューヨークに戻り医師の診察を受けたという。同サイトによると、怪我は撮影中やセットで負ったものではなく、すでに必要な場面も撮り終え、次の撮影は3週間後を予定していることから、制作スケジュールに影響はないという。

 デ・ニーロ自身も Indie Wire のインタビューで状況を明かしたといい、怪我の原因は転倒によるもので「痛みは耐え難いものだったので、今は治療してもらわなくてはなりません。でも、こういうことは起きるものです。特に年を取ったら、予想外の事態には備えておかないと。でも、何とかなりますよ」と説明。新作の役どころは、あまり動き回るようなキャラクターではないといい「必要な処置を受けて、足を一定の位置で固定して、治るのを待ちますよ」と語っている。(西村重人)