GKの位置を確認せずにバックパス…そこから失点したジョルジーニョの痛恨プレー「あり得ない」

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チェルシーのMFジョルジーニョが痛恨のミスを犯してしまった。

12日にプレミアリーグ第36節でアーセナルと対戦したチェルシーだったが、16分に最終ラインでボールを回すと、下がってきたジョルジーニョがプレスを嫌がって後ろに下げる。

しかし、GKケパ・アリサバラガの位置を確認せずにゴール方向に出したこのパスがそのまま無人のゴールへ向かう。ケパが何とかラインぎりぎりでかき出すも、ボックス左でこぼれを拾った相手FWピエール=エメリク・オーバメヤンが冷静に折り返すと、ゴール前のエミール・スミス・ロウが左足のシュートを右隅に流し込まれた。

ジョルジーニョはそこから巻き返しのパフォーマンスを見せたものの、チームはその1点が重荷となり0-1で敗戦。チャンピオンズリーグ出場権が危うくなる敗戦となり、戦犯と大きく騒がれている。

ジョルジーニョのミスには、ファンからも「あり得ない」「枠内はどうなんだ」といった非難の声もある一方で、その前のDFクル・ズマの判断に疑問を呈する声や、これまでの貢献からジョルジーニョを擁護する声もあった。

チェルシーは、トーマス・トゥヘル監督就任以降のリーグ戦では、WBA戦以来となる2敗目。公式戦8戦ぶりの黒星となり、前日に勝利したレスター・シティに抜かれて4位に転落。今週末のFAカップ決勝に弾みを付けることはできなかった。