指で書いた「書」 コロナ収束願い奉納
新型コロナウイルスの感染が再び拡大する中、1日も早い収束を願い指を使って書いた「書」が15日、神社に奉納されました。
書を奉納したのは指書道家として活動する宇都宮市の唐沢 岳夫さんです。
中国出身の唐沢さんは指書道を広めるために2001年に来日。国内はもとよりアメリカや台湾、香港など世界中でパフォーマンスを行っています。
しかし今年は新型コロナウイルスの影響でオーストラリアでのイベントが中止になってしまいました。
色紙には一日も早い収束を願って「疫病退散」と書かれ、県神社広報会議の31社を代表して益子町の鹿島神社の小幡 正之宮司に手渡されました。
書かれた文字は唐沢さんがそれぞれの神社をイメージして書いていて、文字の形や配置が違っています。
色紙はこの後、県内各地の神社に飾られます。
唐沢さんは来日20周年を迎える来年3月に宇都宮市で個展を開くということです。