那須塩原市が１月にも希望する市民に対し新型コロナウイルスのＰＣＲ検査を千円で受けられる事業を始めることが分かりました。市によりますと対象を高齢者などに限定しない価格の安い検査は全国でも珍しいということです。

那須塩原市によりますと、検査の対象は那須塩原市内に住民票のある市民です。

ＰＣＲ検査は同居の家族の唾液を混ぜて検査する「プール方式」で行い、検体は市内にできる新たな民間検査機関で分析します。

陽性反応が出た場合は医療機関で検査を受けてもらい、この費用は市が全額補助します。

今年度の検査は３，０００回分、最大でおよそ１万５千人が対象で、事業費およそ１千２百万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を１７日、市議会に提出するということです。