おススメの本の魅力をいかに伝えるかを競う「ビブリオバトル」の県大会が6日開かれ、高校生たちが舌戦を繰り広げました。

これは、近年読書離れが進んでいる若い世代が、本を読むきっかけになればと、県教育委員会が主催して開いています。

大会には県内18の高校から、それぞれ1人ずつ参加し、自分が読んだ本の魅力を制限時間5分間で話しました。

予選会は6人ずつ3つの部屋に分けて行われ、審査員は、日々読書の楽しさを発信する活動を行っている「読書コンシェルジュ」の高校生が務めました。

生徒たちは、自分の体験談などを交えながら、特に感銘を受けた箇所について熱く語っていました。

審査の結果、「屋上のテロリスト」について紹介した、小山工業高等専門学校2年の塚田蓮大さんが優勝に輝きました。

なお、例年は県大会の優勝者が全国大会に進みますが、今年は新型コロナウイルスの影響で全国大会の中止が決まっています。