県内の若者に農業の魅力を伝えるフォーラムが8日、宇都宮市内で開かれました。

このフォーラムは、農業を学ぶ若者の就農意欲を高め、人材を確保しようと県などが毎年開いているものです。

県農業大学校や県内8つの農業関係の高校などから、およそ140人が参加しました。

今回は、県農業大学校の卒業生3人が農業法人での仕事や家族経営での農業について発表しました。

このうち、那珂川町に住む小林 千歩さんは、コメ農家を営む夫と結婚、子どもたちの入園入学をきっかけに新たにイチゴの生産を始め、今年で4年目を迎えました。

この間、大雪や台風などを経験し、農業の厳しさも学んだといいますが、家族など周りの人の助けで、楽しくイチゴづくりに挑戦できているということです。

小林さんの目標は年間売り上げ1千万円。

夢を持って農業を志してほしいと呼びかけていました。