全国高校バスケットボール選手権大会、通称ウインターカップの県予選の決勝が8日行われ、女子は白鴎大足利が男子は宇都宮工業が優勝を飾りました。

女子の決勝は白鴎大足利と宇都宮中央女子の対戦。堅い守りから攻めにつなげた白鴎大足利が序盤からリードします。白鴎大足利は、21番江原などの活躍で前半を20ポイント差で折り返します。

何とか差を縮めたい宇都宮中央女子は、第3クオーター、リバウンドを制し見せ場を作りますが、ここでも白鴎大足利の江原、バスケットカウントを獲得するなど流れを渡しません。

白鴎大足利が最後までリードを保ち3年ぶり2度目の優勝に輝きました。

男子は10年連続で同じカード、宇都宮工業対文星芸大附属です

両チーム激しい攻防で、第1クオーターから点の取り合いとなります。しかし、宇都宮工業が徐々に地力の差を見せ始めると、第1クオーター終わりにはブザービーター。

走り負けないようにと強化したというチームは後半になっても運動量は落ちず、第3クオーターには、再びブザービーターで試合を決定づけます。

終盤、文星芸大附属が粘りを見せ点差を縮めますが、序盤から主導権を譲らなかった宇都宮工業が3年ぶり10度目の優勝を果たしました。

ウインターカップは12月23日から東京都内で開かれます。