5日、宇都宮市で軽乗用車を運転中、歩行者にぶつかってけがをさせたにも関わらず、そのまま走り去った疑いで女子サッカーの栃木SCレディースの選手が6日、警察に逮捕されました。

捜査関係者によりますと、運転免許証の有効期限切れの疑いもあり、署は道路交通法違反、無免許運転の容疑でも調べます。

ひき逃げの疑いで逮捕されたのは栃木SCレディースの選手 青木 春菜容疑者25歳です。

青木容疑者は、5日正午すぎ、宇都宮市桜の大通りで工事中のう回路を歩いていた55歳の女性に軽乗用車でぶつかり、頭などに大けがをさせたにも関わらずそのまま走り去った疑いがもたれています。

宇都宮中央警察署の調べに青木容疑者は、「交通事故を起こしたのは間違いないがぶつかったのが人だと思わなかった」と容疑を一部否認しているということです。

これを受けて栃木SCは、「被害にあわれた方へお詫び申し上げます。今回の事態を厳粛に受け止め、選手の法令順守に関する意識を徹底いたします」などとするコメントを発表しています。