ホンダ新型「ライフ」世界初公開! 6年ぶり復活で12月発売へ SUV風グレードも新設定
SUV風グレードの設定もあり! フロントグリルに個性
ホンダの中国の合弁会社である東風ホンダは、2020年10月15日に中国で開幕した武漢オートショー2020で、新型「ライフ」を公開しました。日本で2014年まで軽自動車として販売されていたライフの車名が、6年ぶりに復活したかたちとなります。
初代ライフは、1971年に登場。約3年間販売された後に生産終了となり、ホンダは一時軽乗用車市場から撤退します。
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その後、1997年に軽トールワゴンとして2代目ライフが復活して、翌年には軽自動車規格の改定にともない3代目モデルが登場。4代目モデルは2003年、5代目モデルは2008年に発売されました。
そして「N-WGN」を事実上の後継車とするかたちで、前述のとおり2014年に販売が終了しています。
今回、東風ホンダが発表した新型ライフは、日本をはじめグローバルに販売されている現行型「フィット」(海外名:ジャズ)の東風ホンダ版モデルとなります。
ちなみに、中国にあるホンダのもうひとつの合弁会社である広汽ホンダは、中国版の現行型フィットを販売しています。
新型ライフの外観は、基本的には日本仕様のフィットに準じているものの、日本仕様のフィットがつるんとしたフロントグリルを採用(クロスター除く)しているのに対し、新型ライフは標準系グレードでもブラックのフロントグリルが与えられ、メリハリのあるデザインが特徴といえるでしょう。
また、新型ライフにも「クロスター」にあたるSUV風のグレードが設定される見込みです。
東風ホンダは、新型ライフについて次のようにコメントします。
「新型ライフは、人をすべての中心に据えるというホンダ独自の哲学に基づいています。
楽しくてかわいいスタイリング、使い勝手の良さ、乗り心地の良さなどに代表される新型ライフの特徴は、中国のZ世代(1995年以降生まれの世代)の若者が求める価値観です。
新型ライフは、Z世代に活力とスタイリッシュさを提供します」
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新型ライフは中国市場で12月にデビューします。