伶『小説の神様』主題歌を佐藤大樹&橋本環奈の前で熱唱!
ソロプロジェクト“伶”を始動させたE-girlsの鷲尾伶菜が3日、新宿バルト9で行われた映画『小説の神様 君としか描けない物語』の公開記念イベントに来場、本作主題歌に選ばれた楽曲「Call Me Sick」を生歌で披露した。この日は佐藤大樹(EXILE・FANTASTICS from EXILE TRIBE)、橋本環奈、久保茂昭監督も来場した。
相沢沙呼の小説を『HiGH&LOW』シリーズなどの久保監督が実写映画化した本作。売り上げイマイチな高校生小説家の千谷一也(佐藤)と同じクラスの人気者でヒット作連発の高校生小説家・小余綾詩凪(橋本)が、協力してベストセラー作品を生み出そうと奮闘する。伶は主題歌「Call Me Sick」と挿入歌「こんな世界にしたのは誰だ」を担当した。
この日、伶が生歌で披露した「Call Me Sick」は、不器用ながらもあきらめずに前に進んでいく登場人物たちを引き立てる応援ソング。伶の歌唱を目の前で聴いていた佐藤は「最高のひと言ですよね」としみじみ。橋本も「この距離感で聴けるなんて思わなかったので、特別感があります。うれしいです」と笑顔を見せた。
一方、映画館での歌唱となった伶は「ライブや収録とは違う緊張感がありました。この場所で歌わせていただけるのはとても光栄だったんですが、このカメラの数と、キャストの皆さんの目の前にいるというのは震えるくらい緊張感がありました。でも映画を観た後の皆さんに主題歌を聴いてもらえているのはものすごくありがたい気持ちでした」と晴れやかな顔でコメントした。
今回の楽曲は伶にとってソロ第一弾となる。「新鮮な気持ちです。ソロ一発目の楽曲を、こんな素晴らしい映画の主題歌と挿入歌に選んでいただけたということは、やる気にもなったし、頑張ってみようとあらためて強く思えた。ありがたい機会をいただけてうれしく思います」と語った。
佐藤も「冒頭に伶さんの挿入歌がかかるんですけど、そこで『小説の神様』のタイトルが決まる瞬間、そこで『勝ったな』と思いましたね。あの時の伶さんの声とか、挿入歌も主題歌とはまた違った曲調なんですけど、それを映像美で上乗せする監督の才能があって。間違いないなと思いましたね」と手応えをつかんだ様子。
続く橋本も「ひとつの映画の中で、これだけ多くの音楽を使われるのは珍しいなと思っていて。でもいろんな曲が入っていても、ひとつにまとまっている作品だし、ストーリーと観ている自分の感情とすごくマッチしてくるんです。音楽が持っているパワーは不思議な力があるなと感じましたし、伶さんの曲の歌詞も、この『小説の神様』にピッタリ。ずっと聴いていたくなる曲でした」と付け加えた。(取材・文:壬生智裕)
映画『小説の神様 君としか描けない物語』は全国公開中