東京武蔵野シティFCが終盤3得点でPKに持ち込み、2回戦進出

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 天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会の1回戦が16日に行われた。2回戦は9月23日と30日に行われる。

 新型コロナウイルスの影響を受け、今大会は大幅に方式が変更。出場チームが88チームから52チームに減らされ、例年予選に参加しているJ3クラブが都道府県大会に出場していないため、9チームが初出場となった。

 1回戦に登場した初出場チームは、猿田興業(秋田)、大山サッカークラブ(山形)、Yonago Genki SC(鳥取)の3チーム。しかし、猿田興業はソニー仙台FCに0-3で、大山サッカークラブはいわきFC(福島)に0-4で、Yonago Genki SCは松江シティFC(島根)に0-5でそれぞれ大敗を喫した。

 東京武蔵野シティFC(東京)は栃木シティFC(栃木)と対戦。後半33分までに3点を奪われ、0-3で終盤まで持ち込まれた。しかし途中出場のFW田口光樹が後半43分に1点を返すと、後半アディショナルタイム1分過ぎにFW石原幸治がさらに点差を縮め、そして同アディショナル4分過ぎに再び田口がゴールネットを揺らした。

 武蔵野シティがたった6分間で3-3と振り出しに戻し、試合は延長戦に突入する。しかしそのまま決着がつかず、120分間の戦いはそのまま終了。武蔵野シティがPK戦を5-4で制し、7年ぶりの天皇杯で初戦突破を果たした。

【1回戦】

9月16日(水)

ラインメール青森FC 2-1 札幌大 [プラスタ]

tonan前橋 2-3 VONDS市原FC [群馬サ]

いわきFC 4-0 大山サッカークラブ [Jヴィレッジ]

金沢星稜大 1-2 富山新庄クラブ [金沢市民]

奈良クラブ 1-0 おこしやす京都AC [太陽が丘]

東京武蔵野シティFC 3-3(PK5-4) 栃木シティFC [味フィ西]

鹿屋体育大 1-0 沖縄SV [国分多]

Cento Cuore HARIMA 1-1(PK2-4) MIOびわこ滋賀 [三木陸]

ソニー仙台FC 3-0 猿田興業 [ユアスタ]

筑波大 2-0 東京国際大 [ひたちなか]

桐蔭横浜大 4-2 山梨学院大ペガサス [BMWス]

FCマルヤス岡崎 3-2 鈴鹿ポイントゲッターズ [パロ瑞穂]

Yonago Genki SC 0-5 松江シティFC [Axis]

EVインテルナシオナル 0-4 MD長崎 [佐賀陸]

熊本県教員蹴友団 0-0(PK1-3) 福岡大 [えがお]

ヴェルスパ大分 2-2(PK5-4)テゲバジャーロ宮崎 [昭和電ド]

【2回戦】

9月23日(水)

三菱水島FC 14:00 松江シティFCの勝者 [みよし陸]

いわきFC 15:00 ラインメール青森FC [Jヴィレッジ]

FC徳島 16:00 松山大 [春野陸]

新潟医療福祉大 17:00 アルティスタ浅間 [新発田陸]

福岡大 17:00 鹿屋体育大 [国分陸]

富士大 19:00 ソニー仙台FC [Qスタ]

福井ユナイテッドFC 19:00 富山新庄クラブの勝者 [福井テクノ]

Honda FC 19:00 常葉大 [都田]

長良クラブ 19:00 FCマルヤス岡崎 [長良川陸]

アルテリーヴォ和歌山 19:00 MIOびわこ滋賀 [紀三井寺]

FC TIAMO枚方 19:00 奈良クラブ [ヤンマーフィー]

高知ユナイテッドSC 19:00 高松大 [春野陸]

MD長崎 19:00 ヴェルスパ大分 [トラスタ]

筑波大 19:00 桐蔭横浜大 [ひたちなか市総合]

VONDS市原FC 17:00 東京武蔵野シティFC [オリプリ]

9月30日(水)

福山シティFC 16:00 FCバレイン下関 [広島一球]