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サウナがカラダに及ぼす効果はどのようなものがあるのでしょうか?

サウナに入ることで期待できる5つの効果



サウナの効果はどれも女性にとってうれしいものばかり。サウナがカラダに与えるメリットを5つピックアップしていきます。

 

・脳に効果あり!認知症リスクを下げる効果が期待できる



出典:photo AC

カラダへの健康効果が一般的には知られているサウナですが、“サウナが認知症とアルツハイマー病のリスクを下げる”という論文がフィンランドの大学より報告され、医学的にサウナは脳に効果的だと証明されました。論文では、サウナで上がった心拍により、脳の血流が効率良く上げられ神経細胞が活性化し、加齢による細胞の減少を止めたと示しています。また、サウナに入ることでリラックスでき、幸せな気分が脳の働きにプラスになるとも述べています。





・代謝が上がりダイエット効果も♡



サウナに入ったときに休憩をすると甲状腺ホルモンの分泌が増え、代謝が良くなるそうです。代謝が上がることで脂肪は燃焼しやすくなるのでエネルギー消費も上がり、ダイエット効果が期待できるようです。ただ、サウナ後は副交感神経が優位になり、ご飯がおいしく感じるということも。せっかく代謝が上がってもご飯を食べて過ぎてしまうとダイエットにはつながらないので、サウナ後の食事はお野菜中心でカロリーが低いものを選びましょう。



・肌のターンオーバーやデトックスなどの美容効果も期待できる



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肌を温めて血行を良くすることが美肌の基本。サウナで新陳代謝がアップすると、肌のターンオーバーも少しずつ正常に整えられて美肌につながります。また、血流が良くなると体内の細胞に栄養や酸素を送られ、老廃物を汗としてデトックスしてくれるので、サウナ美容にも効果的がありそうです。お肌がつるつるになるのはうれしいですね!



サウナには精神面を整えてくれる効果も



熱さと冷たさを交互にカラダに与えることで自律神経が刺激され、活発になります。汗を大量にかくとストレスが軽減したと感じる方が多いのはこうした理由からです。低温のサウナに入るとリラックス効果が期待されます。うつうつとした気持ちのときは、サウナに入ってスッキリしちゃいましょう!



サウナは体臭予防の効果も◎朝サウナだとよりスッキリ



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体臭の原因になる汗はエクリン線とアポクリン腺という汗腺からでます。汗の成分がほぼ水であるエクリン腺がうまく機能しないと、アポクリン腺からニオイの強い汗を出すので体臭がより強くなります。体臭を減らすために朝サウナでエクリン腺を刺激し、機能を呼び起こしましょう。

サウナにはさまざまな種類がある!効果で使い分けよう



今回は、4種類のサウナとそれぞれの効果を解説します!



・日本でもっともポピュラーなドライサウナは疲労回復に◎



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ドライサウナは、温度が80〜100℃と高温で、湿度が10%程度と低いことが特徴で、水風呂とセットで利用するのが一般的です。血液の流れがスムーズになると、体内にある細胞へ栄養や酸素を送ったり、二酸化炭素や老廃物を回収したりするので、肩こり、腰痛といった筋の疲れや全身の疲労回復につながります。肉体労働やスポーツのあとに入るのがおすすめですよ。



・湿度がほとんど100%に近いスチームサウナは保湿性が高い!



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サウナ室を蒸気で充満させたスチームサウナは温度が40〜50℃と低めのため、温かい蒸気によってカラダにじんわりと熱が伝わります。濃い霧のなかにいるような感じのため、高温のサウナでは長時間入れない方も、比較的ムリなく入れるでしょう。保湿性が高いのはもちろん、体内の毒素や老廃物を出すデトックス効果が高いとされています。



・遠赤外線サウナは免疫機能アップや冷え性改善に



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遠赤外線サウナは、遠赤外線の光線の波長を利用したサウナです。温度は65〜70℃とやや低めですが、皮下組織の深部にまで効果的に波長を放射、浸透するので十分な発汗作用が得られます。免疫機能アップや冷え性改善の効果が期待できるので、美容効果が高いとされています。



・塩サウナですべすべの肌に!ダイエット効果も



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サウナは一般的なサウナほど高温でないにもかかわらず、発汗作用があるサウナです。殺菌消毒効果のある塩をカラダに塗るので老廃物や皮脂がどんどん排出され、皮膚呼吸が活発になり、お肌がつるつるになる効果もあるそうです。さらに、塩を皮膚に塗りこむことで新陳代謝をアップさせつつ皮下脂肪を体外へ出すダイエット効果にも期待されています。

サウナのメリットを最大限に活かす!効果的なサウナの入り方とポイント



サウナ室に入る前後、水風呂、外気浴など一連の動作を含めてサウナと呼びます。ここでは一般的なドライサウナの入り方とポイントを紹介していきますね。

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Step.1

血圧の急上昇を防ぐためにシャワーとお風呂でカラダを温めます。汗が出やすいように、しっかりカラダを拭いてからサウナに入りましょう。

Step.2

サウナ室内の下段70〜80℃からスタートし、慣れてきたら90℃の上段へひな壇を移動してきます。入浴時間は8〜12分が目安ですが自分の体調に合わせた入り方をしましょう。

Step.3

サウナを出たら30℃くらいのシャワーをかけクールダウンします。

水風呂に入る場合は、手先や足からゆっくりと心臓の方へ水をかけて静かに入りましょう。熱いサウナから急に水風呂に飛びこむと危険ですので控えてくださいね。

Step.4

カラダを拭き外気浴で30分ほどゆっくり休憩をとります。サウナのあとは十分な休息と水分補給が大切です。緊張したカラダがほぐれてリラックス効果が得られます。

1日に何度も入ると脱水症状を起こしやすいので、サウナに入る回数は3セットまでがベストです。またサウナの前後、休憩時にはコップ1杯の水分をとりましょう!ミネラル入りの麦茶がおすすめです。ムリのない範囲で、サウナを楽しみましょうね♡

■今すぐ試せる!自宅でサウナ効果を得る方法



サウナに通うのは大変という方に、お家にあるもので簡単にサウナ効果を得る方法をご紹介します。お風呂でサウナをしたらカビが生えないようにしっかり換気をしましょうね!

・お風呂のフタを閉める



熱いお湯を溜めたあと、お風呂のフタを首元まで閉めます。フタがあることで浴槽内に蒸気が溜まってサウナのような状態になり、半身浴にもおすすめですよ。

・ビニール傘をさす



湯船につかりながら傘をさすと、湯気が傘の内側に溜まりサウナのような状態になります。あたらしい傘を使うと良いですよ。

・シャワーを流しっぱなしにする



水道光熱費が多少かかりますが、浴室の窓とドアを閉め切って熱めのシャワーを流しっぱなしにすると、湿度が高く温かくなり、サウナのようになります。

サウナにもデメリットはある?入る前に気をつけてほしい注意点



サウナに入るタイミングとして食事の前後は避けましょう。サウナに入ると皮膚血流が増加し、内臓に届けるべき血液量が減ることも。このタイミングでサウナに入ると消化不良を起こすので気をつけてくださいね。

また、飲酒後のサウナはアルコール作用とサウナの温熱効果の相乗効果で大きく血圧が下がり、意識を失う可能性もあり大変危険です。

ほかにも、高血圧、皮膚や心臓の病気、呼吸器疾患、妊娠中の方は主治医に確認してからだと安心ですね!

サウナを正しく活用して、健康的にカラダとココロを整えよう!



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女性にはうれしい美容効果や健康効果がいっぱいのサウナ。正しい知識をつけてもっとサウナを楽しみたいですね!