X-MEN『ニュー・ミュータンツ』緊迫の冒頭映像が先行公開!
『X-MEN』シリーズのスピンオフ映画『ザ・ニュー・ミュータンツ(原題) / The New Mutants』のパネルディスカッションが、現地時間23日、オンラインで開催中の「コミコン@ホーム」内で行われ、8月28日の全米公開を前に約2分間の本編冒頭映像が先行公開された。
『X-MEN』映画初のホラースリラーとして製作された本作は、とある病院に隔離された若きミュータントたちが、能力を覚醒させ、生き残りをかけた戦いに挑む物語。当初2018年4月13日に全米公開される予定だったが、ディズニーのFOX買収、新型コロナウイルス感染拡大などの影響を受け、実に4度の公開延期を経験。パネル冒頭では、「8月28日劇場公開」という表記と共に、“Fingers crossed”(幸運を祈る)という言葉が映し出された。
20世紀スタジオのファンファーレから始まる冒頭映像は、あらゆる建物が燃えさかる混沌とした状況の中、ダニエル・ムーンスターが父親と共に避難するという緊迫の内容。得体の知れない何かに追われ、気を失ったダニエルが、謎の施設で目を覚ます部分までを捉えている。
パネルディスカッションにはジョシュ・ブーン監督をはじめ、主要キャストのアニャ・テイラー=ジョイ、メイジー・ウィリアムズ、チャーリー・ヒートン、ヘンリー・ザガ、アリシー・ブラガ、ブルー・ハントが参加。度重なる公開延期に見舞われ、「呪われた映画」として話題になったことについて、ブーン監督は「この映画自体が、デーモン・ベア(映画のヴィラン)の呪いかもね」とジョークを飛ばしつつ、「ファンのみんなが長い間待ってくれて、予告編にもたくさんの反響があった。みんなに、やっと観てもらえて本当に嬉しいよ」と興奮気味にコメント。
また、映画公開を待ち望むファンによるオリジナルアートの数々が公開されると、キャスト陣は大興奮。ウルフスベーン役のメイジーは「公開延期になった時間を使って完成させてると思うと、とてもありがたいわ」と感謝を述べた。(編集部・倉本拓弥)
「コミコン@ホーム」は現地時間7月22日から26日までオンライン開催