公開中の佐藤浩市×渡辺謙『Fukushima 50』期間限定で有料配信へ
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて多くの映画館が営業を休止しているなか、公開中の映画『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』が、「是非見たい」という声に応えて期間限定の有料ストリーミング配信に乗り出した。
本作は、門田隆将のノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」を基に、東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故発生以降も現場で戦い続けた作業員たちの姿を描き出す。主演は佐藤浩市。渡辺謙、吉岡秀隆、緒形直人、平田満、萩原聖人ら豪華キャストが共演に名を連ねている。
3月6日に封切られ、賛否両論を巻き起こした同作。公開から約1か月が経過したが、新型コロナウイルスの感染拡大、それに伴う映画館の営業休止で「観たくても観に行けない」という声があがっていた。そこで、そうした声に応えて4月17日より期間限定の有料ストリーミング配信が順次スタート。価格は税込み1,900円で、配信終了日は事態の収束をみて後日決定される。
配信サービスはMIRAIL(ミレール)、ニコニコ生放送、Amazon Prime Video、U-NEXT、ビデオマーケット、ひかりTV、GYAO!ストア、楽天TV、クランクイン!ビデオなど。詳細は映画公式サイトで随時更新される。
なお、一部の映画館で事態の改善と映画館の営業再開にあわせて上映が再開される予定となっており、ムビチケ前売券やムビチケ当日券は再上映でも使用することができる。(編集部・吉田唯)