投稿が「センス悪すぎ!」と酷評されてしまったヘンリー王子(画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2020年1月15日付Instagram「Here we come Düsseldorf!」』のスクリーンショット)

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ヘンリー王子が現地時間20日、公式Instagramに短い動画をアップした。それは今年5月に開催予定の「Invictus Games(インヴィクタス・ゲーム)」にまつわるもので、ヘンリー王子と大物歌手によるiMessageでの“会話”だが、その安っぽい演出には多くの人から「幻滅した」「ヘンリー王子のイメージが急降下した」といったコメントが多数寄せられてしまった。

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このほど「高位王族として過ごすのは3月31日まで」と発表された英王室ヘンリー王子・メーガン妃夫妻。来月9日の「コモンウェルスデー記念式典」をはじめ、夫妻が高位王族として出席する予定の公務はあと6つほど残っているが、ヘンリー王子はメーガン妃とのジョイント公務に先駆け、今年5月に開催予定の「Invictus Games(インヴィクタス・ゲーム)」関連の公務に出席するため、今月末にロンドンを訪れる予定になっている。

「Invictus Games」はヘンリー王子が中心となって開催される、負傷兵達による国際スポーツイベントである。今年は5月9日〜16日にオランダ・ハーグで行われる予定で、パラリンピックスタイルの同イベントでは、シッティングバレーボール(座った姿勢で行うバレーボール)や車椅子バスケットボール、インドアローイング(ボート)など種目ごとに20か国から集まったおよそ500人が国別に対戦する。2017年にカナダ・トロントで同イベントが開催された際には、当時交際中だったヘンリー王子とメーガン妃が公の場で手を繋ぐ姿が目撃され話題を集めたものだ。

ヘンリー王子が毎回情熱を傾ける「Invictus Games」、今年は米ロックバンド「ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)」のジョン・ボン・ジョヴィが、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱える負傷兵達を思って書いたという『Unbroken』がテーマソングに使用されることが決定し、「Invictus Games」合唱団、ヘンリー王子、そしてジョン・ボン・ジョヴィが英時間28日に「アビー・ロード・スタジオ(Abbey Road Studios)」で同曲のレコーディングが行われる運びとなった。

ヘンリー王子は伝説のロックバンドのフロントマン、ジョン・ボン・ジョヴィとのコラボというこのビッグニュースを公式Instagramに動画で報告。そこにはヘンリー王子のスマートフォンのスクリーンがあり、iMessageを介してジョンから

「ヘイ、ハリー。元気かい?」

とメッセージが届く様子が映っている。

「やぁ! こっちは元気だよ。祈りながら生きてるところ。」
「どうしたの?」

ヘンリー王子がこう返すと、ジョンは

「2月28日、僕ロンドンにいるんだけど『Invictus Games』に関してちょっとアイディアがあるんだ。」

と返信。以降、ヘンリー王子とジョンのやりとりは

「いいね! それはジョンとバンドのメンバーも一緒なの?」

「今のところ僕だけ。でも心配はいらない。いいバックアッププランを用意してるからね。」

「えぇ! 僕に期待されても困るけど…でも頑張ってみるよ!」

と続き、そこで約1分間の動画が終わっている。

ヘンリー王子とジョンという2人のやりとりには、

「最高のコラボだね」
「なんてエキサイティングなの!」

といったポジティブなコメントが寄せられたが、実は「これは実際のメッセージのやりとりではない」ことがInstagramに記されていた。

それを知った人々は、

「なんか幻滅だわ」
「王室や世間を馬鹿にするのもいい加減にして」
「このインスタには、最近ドン引きさせられっぱなし」

と軽すぎるノリの投稿に人々から批判が殺到してしまった。また1986年にリリースされた「ボン・ジョヴィ」の『Livin’ On A Prayer』と王室離脱を決めた自身の立場をかけた「祈りながら生きてるよ」というヘンリー王子のコメントには、

「もっとまともなコメントできないの?」
「わざとらしすぎて不愉快」
「ロイヤルの品格の欠片もあったもんじゃない」

と非難の声も見受けられる。

何をしてもどこにいても叩かれっぱなしのヘンリー王子とメーガン妃夫妻、どうやら2人は今後もしばらく“いばらの道”を歩み続けることになりそうである。

画像1枚目は『The Duke and Duchess of Sussex 2020年1月15日付Instagram「Here we come Düsseldorf!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)