シトロエンを離脱することを発表したセバスチャン・オジェ(2019年10月24日撮影)。(c)PAU BARRENA / AFP

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【AFP=時事】世界ラリー選手権(World Rally Championship)6連覇の実績を誇るセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が20日、シトロエン(Citroen)を離脱することを決めた。これを受けてシトロエンは同日、WRCからの撤退を発表した。

 シトロエンはツイッター(Twitter)で「セバスチャン・オジェが今季限りでの離脱を決めたことにより、新シーズンへ向けて一流のドライバーが不在になったため、2020年のWRCプログラムから撤退することを決断した」と投稿した。

 オジェは今年から2年契約でシトロエンに加入したが、今季は総合3位に終わった。フランス勢はセバスチャン・ローブ(Sebastien Loeb)の総合9連覇に続き、オジェが2013年から6連覇中だったが、トヨタ(Toyota)のオット・タナック(Ott Tanak、エストニア)によって15年に及ぶ覇権に終止符を打たれた。今季の王者に輝いたタナックがヒュンダイ(Hyundai)に移ったことから、オジェはトヨタへの移籍が濃厚とみられている。

 シトロエンはローブと共に通算8度のコンストラクターズチャンピオンになった。2016年に一時WRCを離れた後、2017年に復帰してからは40戦中わずか6勝しか挙げられず、コンストラクターズタイトルからも2012年を最後に遠ざかっていた。今回の離脱は、同じPSAグループのプジョー(Peugeot)が2022年からFIA世界耐久選手権(WEC)に復帰することも関係している可能性がある。

【翻訳編集】AFPBB News

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