米アップルは2019年9月10日に、カリフォルニア州クパティーノの本社にてイベントを開催します。


イベントでの発表が期待されているのは、iPhone 11(通称)と次期Apple Watchです。またその他にも、次期Apple TVが発表されるかもしれません。さらに、イベントでは故スティーブ・ジョブズのステージでお馴染みだった「One more thing…」として、新プロダクトが発表されることが期待されています。


もちろん現時点では確実な情報はないのですが、このOne more thing…として発表されるのが、「紛失防止タグ」だとの予測があります。これは、カバンやお財布にくくりつけることで、スマートフォンから位置情報が把握できるアイテムです。


MacRumorsによると、この紛失防止タグは通知の送信やセーフモードの設定といった基本機能から、他人のiPhoneから情報が参照できる、といった機能があるそう。また、AR(拡張現実)を利用した場所の把握も可能だとされています。


さらにアナリストのミンチー・クオ氏によれば、この紛失防止タグは超広帯域無線(UWB)を利用することで、従来製品よりも圧倒的に高い精度の位置把握が可能だとされています。


紛失防止タグはまだ大きな市場とはいえませんが、もし登場すれば確かに私達の生活をより便利にしてくれる製品になりそうです。


 


Image: MacRumors
■Kuo: ‘Apple Tags’ to Feature Ultra-Wideband Technology, Likely Far More Precise Than Tile’s Trackers
https://www.macrumors.com/2019/09/06/kuo-apple-tags-ultra-wideband/
文/塚本直樹