フィンランド・オウルで開催された「エアギター世界選手権」で優勝した米国人の「マーキス(侯爵)」ことロブ・メッセルさん(2019年8月23日撮影)。(c)Eeva Riihel/ Lehtikuva / AFP

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【AFP=時事】フィンランドで23日、世界中から集まった出場者たちがきらびやかで斬新な衣装と化粧で着飾り、ギターバトルに挑んだ。ただし、ギターはどこにも見えない。

 エアギター世界選手権(Air Guitar World Championships)が北極圏に近いフィンランド西部の小さな町オウル(Oulu)で開催されるようになったのは24年前。「奥様運び世界選手権(Wife-carrying World Championships)」や「アリ塚座り選手権(Ant-Nest Sitting Competition)」といった風変わりな大会の開催を誇るフィンランドでは、エアギター世界選手権は今や毎年の恒例行事だ。

 魔法使いや穴居人、ゴリラの格好で、想像上のギターを激しく即興演奏しながらステージ上を歩き回るなんてばかばかしいと思う人もいるかもしれないが、世界王座を目指して選手権に臨む参加者たちは真剣そのものだ。

 今年の優勝者は、米国出身の「マーキス(侯爵)」ことロブ・メッセル(Rob Messel)さん。複雑な指使いと、ステージ上を縦横無尽に動き回るステージングで審査員らに強い印象を与え、過去2度の優勝歴を持つ日本人の「セブンシーズ」こと名倉七海(Nanami Nagura)さんから王座を奪った。メッセルさんはAFPに対し、「長い間、さまざまな楽器を演奏してきたけど、技術的な能力の面で限界があった」が「エアギターなら、何だってできる」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News