話し込むイニエスタ(右)と安部

写真拡大

 バルセロナは26日、神戸市内でRakuten CUPのヴィッセル神戸戦に向けた前日練習を行った。しかしFW安部裕葵は全体練習に参加せず、会見を行ったエルネスト・バルベルデ監督も「練習をしてみたが、痛みを感じているようだ」とし、「試合に出るのは難しい」と断言した。

 会見には古巣対戦となるMFアンドレス・イニエスタも出席。「チーム全体で考えてもバルサと対戦できるのは光栄なこと。昔プレーした仲間がいる特別なチームなので。出来る限りのことが出来るように準備したい。私たちにとっても、日本中のファンにとっても大きな期待があると思う」と意気込みを語った。

 会見後にはバルセロナの練習をピッチ脇で見守った。その際、安部と数分間話し込む場面があり、エールを送っているようにみえた。

(取材・文 児玉幸洋)