アンドリュー・リンカーン、複数の『ウォーキング・デッド』映画版に出演することを認める!

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現在放送中の『ウォーキング・デッド』シーズン9で降板することが決定しているリック・グライムズ役のアンドリュー・リンカーン。これまで10年間、本作をリーダーとして引っ張ってきた彼の卒業を世界中のファンが残念に思っているが、同作の映画版にリックとして出演することがわかった。米Deadlineが報じている。

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『ウォーキング・デッド』本編放送後のトークショー『トーキング・デッド』に出演したアンドリューは、第3代目のショーランナーを務めたスコット・M・ギンプルが脚本を手掛ける映画版への出演を「これは終わりの始まりではなくて、新しいことの始まりなんだ」というコメントで認めた。

「より大きな物語を伝えられるというアイデアも好きなんだ。それに、もっと広い世界との接触があるかどうかとか、他の場所で起こっていることにもずっと興味があったからね。それを含むストーリーに触れることができるのをとても楽しみにしているよ。もしかしたら、もっと大きな物語の始まりかもしれないね」と、続けた。

先月ニューヨークで開催されたコミコンに登壇した米AMCの社長チャーリー・コーリアーは、『ウォーキング・デッド』を中心とした複数の世代にわたる世界をテーマにプロジェクトが進行していることを語っていたが、アンドリューが出演する映画はその『ウォーキング・デッド』ユニバースの最初の作品となる。「それらの映画はTVシリーズでしてきたことの大きな進化版になるんだ。リック・グライムズのストーリーから始めていくけど、『ウォーキング・デッド』では見せられなかった過去の話や、新しいキャラクターを含んだものをもっとたくさん作る予定だよ」と、ギンプルは語った。

『ウォーキング・デッド』のフランチャイズとしては、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』を下敷きにしたウェブシリーズ『Flight 462(原題)』や『Passage(原題)』、『ウォーキング・デッド』の主人公リックが使用した鉈(なた)をテーマにした『Red Machete(原題)』など既にが製作されているが、今後もこの世界は広がっていくようだ。

アンドリューのTV版出演が最後となる『ウォーキング・デッド』シーズン9はFOXチャンネルにて毎週月曜日に放送中。(海外ドラマNAVI)