スマホの子機「ワンナンバーフォン ON 01」の実機レビュー
2018年10月26日(金)にNTTドコモから発売された「ワンナンバーフォン」を入手したので、数日ほど使った感想を述べたいと思います。
ワンナンバーフォンは、スマホの子機として利用することを想定し、企画開発された商品です。
月額500円(税別)で1つの電話番号を2台で共有できる「ワンナンバーサービス」に対応し、スマホと離れた場所での発着信が可能です。
電話の発着信はワンナンバーフォンで行い、WebサイトやSNSなどの閲覧や動画視聴は大画面のスマホでというように、使い分けることができます。
この他、高音質通話のVoLTEに対応し、IPX2の防滴性能を備えます。
メーカーはZTE、価格は9720円(税込)、カラーはホワイト1色です。
箱もシンプルです。付属品は本体、スタートアップガイド、取扱説明書の3点です。
ワンナンバーフォンを身の回りにある物と比較してみます。
左から順に、Suica、ワンナンバーフォン、dポイントカード
ワンナンバーフォンの横幅は約54mmで、カード類とほぼ同じ幅です。
ワンナンバーフォンの厚さは約7mmです。プラスチック製のカードが約8枚ほどの厚さとほぼ同じです。
重さは約55gと超軽量です。
本体背面には、ロゴや凸凹もありません。本体側面に型番「ON 01」と印字されています。
本体の下部にはMicro USB端子のポートや通話時に使うマイク穴があります。
本体の角にはストラップの穴もあるので、首からさげて持ち歩けます。
ワンナンバーフォンは、ドコモショップの店頭やドコモオンラインショップで購入可能です。
購入後は、Android 8.0以上を搭載したドコモ契約のスマホが手元にある状態で、スマホに「ワンナンバー」アプリをインストールします。
このアプリからワンナンバーサービスを契約し、ワンナンバーフォンに内蔵されたeSIMに、Bluetooth経由で親機となるスマホの電話番号を書き込む作業と、スマホに登録している電話帳の同期を行います。
これらの初期設定をすることで、手元にスマホがなくても、ワンナンバーフォンだけで通話やSMSが利用できるようになります。
ただ現状は、スマホの電話帳と自動的に同期されないので注意が必要です。初期設定の完了後は、スマホの電話帳に連絡先を追加してもワンナンバーフォンには反映されません。ワンナンバーフォンからも連絡先の追加や内容の変更ができないので、これはちょっと不便ですね。
ワンナンバーフォンはブラウザー、ドコモメール、カメラなどの機能が省かれていますが、電話やSMS、電卓、アラーム、タイマーなど、必要最低限の機能を搭載しています。もちろん、独自のOSを搭載しているので、アプリの追加もできません。
数字キーはそれぞれが独立して配置されているので押しやすいです。
キーバックライトは光るので暗い場所でも便利に使えます。
電話やSMS以外の機能を使うときは、メニューボタンを押して、方向キーで使いたい機能を選択します。
フィーチャーフォンの使い方とほとんど同じです。
「プライオリティ着信」という機能も備えており、別途、設定することで、大切な人からの電話のみをワンナンバーフォンに着信させることが可能です。
購入して良かったのは、ほかの携帯電話のように、複雑な料金プラン選びに時間をかけたり、分割払いの審査をしたりすることなく、簡単に契約できたことです。
ドコモショップで購入すると、ワンナンバーフォンの初期設定を店員さんにやってもらうことも可能です。
スマホとは別の番号で、通話専用の携帯電話を持つのも1つの選択肢ですが、ワンナンバーフォンは、他の携帯電話よりも、スムーズに購入できる上、契約も簡単、そして毎月の維持費もスマホ代にプラス500円(税別)なので、頭を悩ますこともありません。
通常は、ワンナンバーサービス月額使用料とは別に、初期のワンナンバー登録手数料として500円(税別)が掛かりますが、2018年11月30日までは無料なので、買うなら今がチャンスです。
ワンナンバーフォンは維持費も安く、通話専用機として優れているだけに、通話での利用が多い人にはかなり便利と言えそうです。ただ、現時点ではiPhoneには非対応なのが残念。もちろんiPhoneユーザーであれば、Apple Watch Series 3と4のセルラーモデルで、ワンナンバーサービスを利用できますが、携帯電話スタイルで通話したいiPhoneユーザーにとっては、ワンナンバーフォンとiPhoneの組合せの方が理想的でしょう。ドコモのスマートフォンだけでなくiPhoneにも、このワンナンバーフォンが対応してほしいですね。
ワンナンバーフォンは、スマホの子機として利用することを想定し、企画開発された商品です。
月額500円(税別)で1つの電話番号を2台で共有できる「ワンナンバーサービス」に対応し、スマホと離れた場所での発着信が可能です。
電話の発着信はワンナンバーフォンで行い、WebサイトやSNSなどの閲覧や動画視聴は大画面のスマホでというように、使い分けることができます。
メーカーはZTE、価格は9720円(税込)、カラーはホワイト1色です。
箱もシンプルです。付属品は本体、スタートアップガイド、取扱説明書の3点です。
コンパクトなサイズ
ワンナンバーフォンを身の回りにある物と比較してみます。
左から順に、Suica、ワンナンバーフォン、dポイントカード
ワンナンバーフォンの横幅は約54mmで、カード類とほぼ同じ幅です。
ワンナンバーフォンの厚さは約7mmです。プラスチック製のカードが約8枚ほどの厚さとほぼ同じです。
重さは約55gと超軽量です。
本体背面には、ロゴや凸凹もありません。本体側面に型番「ON 01」と印字されています。
本体の下部にはMicro USB端子のポートや通話時に使うマイク穴があります。
本体の角にはストラップの穴もあるので、首からさげて持ち歩けます。
購入から初期設定までの手順
ワンナンバーフォンは、ドコモショップの店頭やドコモオンラインショップで購入可能です。
購入後は、Android 8.0以上を搭載したドコモ契約のスマホが手元にある状態で、スマホに「ワンナンバー」アプリをインストールします。
このアプリからワンナンバーサービスを契約し、ワンナンバーフォンに内蔵されたeSIMに、Bluetooth経由で親機となるスマホの電話番号を書き込む作業と、スマホに登録している電話帳の同期を行います。
これらの初期設定をすることで、手元にスマホがなくても、ワンナンバーフォンだけで通話やSMSが利用できるようになります。
ただ現状は、スマホの電話帳と自動的に同期されないので注意が必要です。初期設定の完了後は、スマホの電話帳に連絡先を追加してもワンナンバーフォンには反映されません。ワンナンバーフォンからも連絡先の追加や内容の変更ができないので、これはちょっと不便ですね。
非常にシンプルな使い勝手と便利機能
ワンナンバーフォンはブラウザー、ドコモメール、カメラなどの機能が省かれていますが、電話やSMS、電卓、アラーム、タイマーなど、必要最低限の機能を搭載しています。もちろん、独自のOSを搭載しているので、アプリの追加もできません。
数字キーはそれぞれが独立して配置されているので押しやすいです。
キーバックライトは光るので暗い場所でも便利に使えます。
電話やSMS以外の機能を使うときは、メニューボタンを押して、方向キーで使いたい機能を選択します。
フィーチャーフォンの使い方とほとんど同じです。
「プライオリティ着信」という機能も備えており、別途、設定することで、大切な人からの電話のみをワンナンバーフォンに着信させることが可能です。
購入も契約も非常に簡単なのが良い
購入して良かったのは、ほかの携帯電話のように、複雑な料金プラン選びに時間をかけたり、分割払いの審査をしたりすることなく、簡単に契約できたことです。
ドコモショップで購入すると、ワンナンバーフォンの初期設定を店員さんにやってもらうことも可能です。
スマホとは別の番号で、通話専用の携帯電話を持つのも1つの選択肢ですが、ワンナンバーフォンは、他の携帯電話よりも、スムーズに購入できる上、契約も簡単、そして毎月の維持費もスマホ代にプラス500円(税別)なので、頭を悩ますこともありません。
通常は、ワンナンバーサービス月額使用料とは別に、初期のワンナンバー登録手数料として500円(税別)が掛かりますが、2018年11月30日までは無料なので、買うなら今がチャンスです。
今後に期待したいこと
ワンナンバーフォンは維持費も安く、通話専用機として優れているだけに、通話での利用が多い人にはかなり便利と言えそうです。ただ、現時点ではiPhoneには非対応なのが残念。もちろんiPhoneユーザーであれば、Apple Watch Series 3と4のセルラーモデルで、ワンナンバーサービスを利用できますが、携帯電話スタイルで通話したいiPhoneユーザーにとっては、ワンナンバーフォンとiPhoneの組合せの方が理想的でしょう。ドコモのスマートフォンだけでなくiPhoneにも、このワンナンバーフォンが対応してほしいですね。