8日放送、関西テレビ「胸いっぱいサミット!」に、日本ボクシング連盟前会長の山根明氏が出演。初めてのバラエティー番組で、同じくスポーツ界を騒がせた人物たちに言及した。

辞任後、初めてバラエティー番組に出演した山根氏。「胸いっぱいサミット!」を選んだ理由を問われると、妹から「非常に面白い番組」「非常に質が良い」と聞いたからだと答えている。

騒動以降、報道陣に対する様々な名言・迷言が世間を賑わせた山根氏。一方で、同じく問題となりながら、表舞台に顔を出していないのが、アメフトの悪質タックル問題で騒がれた日本大学の田中理事長だ。

田中理事長が表に出ないことについて問われると、山根氏は「個人個人の考えも違います」とコメント。「田中先生の場合も、あの方の考えでやっていますから。私はそれに関してどうこう言いません。私自身は自分の判断で(前に)出ていますから」と話すにとどまった。

一方で、自身は裏に隠れる気がまったくなかったとし、弁護士からホテル滞在や入院を勧められたと明かしたうえで、「ほとんど悪いことをした人間は、病院とかに入り込んで逃げられる。それが絶対嫌だった」と、“逃げ隠れしない”姿勢を貫きたかったと強調している。

騒動の渦中に入院した人物といえば、レスリング界のパワハラ問題で騒がれた栄和人氏。だが、山根氏は「ボクシングでもこういう指導者が欲しかった。立派なもんですよ」と栄氏を称賛。「嫌いな人もおると思うんですけど、指導者としては最高」と、復活を望んでいると述べた。