親は凛々しく赤ちゃんはキュート シンリンオオカミの4つ子の赤ちゃん、鹿児島・平川動物公園で一般公開
鹿児島市の平川動物公園で誕生したシンリンオオカミの赤ちゃん4頭の一般公開が11日から開始された。
シンリンオオカミの赤ちゃんは、父親・ロジックと母親・ミナの間に誕生。5月11日にオス・メス各2頭の4つ子で産まれた。4頭は順調に成長し、7月1日に初めてロジックと短時間の同居を経験。赤ちゃんは盛んに甘える様子をみせるなど父子の関係も良好のため、一般公開が決定した。
平川動物公園のTwitterでは、一般公開初日の親子の様子を公開。生後2ヶ月の赤ちゃんは、脚や指こそしっかりしているものの、たれ耳で丸いフォルムは犬の赤ちゃんのよう。凛々しい親との見た目のギャップに驚く声が多数寄せられている。シンリンオオカミの親子はオオカミ舎の屋外展示場で午前9時から公開している。
シンリンオオカミは、ユーラシア大陸や北アメリカ大陸などに分布するタイリクオオカミの亜種で、カナダやアメリカの森林や草原を中心に生息。数頭から十数頭のパックと呼ばれる群れで行動し、狩りや子育てなどを群れのメンバーが協力して行う。妊娠期間はおよそ60日で、冬から春にかけて発情期を迎え4〜6頭を出産する。
シンリンオオカミの赤ちゃんが起き上がる瞬間です。生後1か月たってだいぶ動き回れるようになってきました!一般公開はまだですが、特別にご覧ください!!#hirakawazoo #kagoshima #wolf pic.twitter.com/tA3pBBcwtM
— 鹿児島市平川動物公園 (@hirakawazoo) 2018年6月12日
シンリンオオカミの子供たちと父親ロジック、7月1日に初めて短時間同居をしました!ロジックに盛んに甘える子供たち。ちなみにオオカミの仔が親の口をなめるのはエサをおねだりする時だそうです。少し戸惑い気味に見えますがまんざらでもなさそう。頑張って良いお父さんになってね! pic.twitter.com/h5LR9xp6vd
— 鹿児島市平川動物公園 (@hirakawazoo) 2018年7月3日