ベッカム、謎の「築地」満喫に関係者びっくり 記念写真も気さくに応じる
元サッカー選手のデビッド・ベッカムさん(43)が、東京都中央区内の築地市場に突然現れた。
場内はこの事態に大騒ぎだったようで、ツイッター上では、ベッカムさんとのツーショットなどが次々に投稿されている。
息子のブルックリンさんと、マグロの競りなど見学
「築地東卸」と胸に印字されたオレンジ色のベストを着て、ベッカムさんがスマホのカメラに微笑んでいる。黒いゴム長靴も履いて、すっかり築地スタイルだ。
2018年5月24日は、早朝からこんな写真の投稿がツイッター上で相次いだ。
「築地にベッカムおるんやけどw」
「今日はどうなってんだ...」
「相変わらずカッコいい...」
投稿は、次々にリツイートなどされて、「ベッカム」の名前が一時、ツイッターのトレンド入りした。
息子のブルックリン・ベッカムさん(19)と一緒にいて、マグロの競りを見学するなどしたようだ。その合間に、写真のリクエストにも気さくに応じていた。
ベッカムさんは、自らのインスタグラムで23日、東京・銀座の寿司店「すきやばし次郎」などを訪れたと、店主らとの写真をアップしている。なぜ今回、来日したのかは不明だが、外国人がよく訪れる日本の観光ルートを回っているらしい。
都を通しておらず、プライベートで訪れた?
ベッカムさんが着たベストに印字された「築地東卸」は、東京魚市場卸協同組合の略称だ。
組合の広報担当者は5月24日、ベッカムさんらのベスト着用について、「ネットで事実を把握して、情報収集しているところです」と戸惑い気味に答えた。マグロの競りなどは朝早いため、現場の人たちが帰ってしまって分からないという。
東京都中央卸売市場の築地市場管理課では、ベッカムさんは、都を通しておらず、プライベートで訪れたのではないかとの見方を示した。
午前5時ごろに来場し、5時半からの競りを見学した後、青果市場なども回っていたようだという。場内を見るのには1時間はかかるため、6時半ごろまでいたのではないかとした。
ベッカムさんが築地に来るのは初めてではないかといい、特にトラブルは聞いていないとしている。