小平選手、「中国語力」でも話題 「発音が正確すぎる」過去会見よりさらに上達
平昌冬季五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒選手の意外な一面が中国メディアでも話題になっている。
小平選手は銀メダルを獲得した韓国の李相花(イ・サンファ)選手に韓国語で話しかけたことが話題になっているが、中国語も流ちょうに話せるというのだ。
流ちょうな中国語で「今日はとても幸せ」「気にしないで!」「おめでとう!」
韓国の中央日報によると、小平選手は試合終了直後に真っ先に李選手に近づき、韓国語で「チャレッソ(頑張ったね)」と声をかけたという。仮に小平選手のライバルが中国人選手だったならば、中国語でねぎらいの言葉をかけていたかもしれない。ニュースサイトのテンセントスポーツ(騰訊体育)は2018年2月18日、
「記録作ったスケートの女王、中国語も流ちょうに話す」
の見出しで小平選手の試合結果を詳報。その中で、小平選手の人となりについて
「外国メディアとの受け答えもきちんとできる」
「多くの人は知らないだろうが、小平選手の中国語は悪くない」
と報じた。小平選手は09年にハルビンで行われたユニバーシアード冬季大会で、女子1000メートルで銀メダルを獲得。その際の記者会見で、
「流ちょうな中国語で『今日はとても幸せ』『気にしないで!』『おめでとう!』」などと話し、現場に居合わせた人は『発音が正確すぎる』と驚いた」
といい、それ以降も上達しているという。
「小平選手は普段から中国語学習の意欲が旺盛で、09年冬の大会参加以降、中国語のレベルが飛躍的に上がった」
国営ラジオ局の中国国際放送のウェブサイトでは、当時の様子を
「張爽選手(編注:バンクーバー五輪などに出場)を始め、中国にも数人の友達がいるとのことです。小平選手は、中国語を彼女たちから教わったと話していました」
とも伝えている。