森岡亮太、個人合意のアンデルレヒト移籍にベルギー紙も注目 「理想の後継者になる」

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ベルギー挑戦1年目で7得点11アシストの活躍 アンデルレヒトへステップアップなるか

 ベルギー1部ジュピラーリーグのワースラント・ベベレンでプレーする日本代表MF森岡亮太は、ベルギーの名門アンデルレヒト移籍の可能性が浮上している。

 現地メディアでは今季7得点11アシストを記録する26歳の司令塔が“理想の補強”だと報じられている。

 今季からベルギーリーグ参戦を果たした森岡は、序盤戦からゴールに絡む活躍を連発。ベベレンの主軸としてプレーし、わずか半年でベルギーリーグ最多34回の優勝を誇るアンデルレヒトへのステップアップに向けてすでに個人合意に達したと伝えられている。

 ベルギー国内で存在価値を高めている森岡の移籍に現地メディアも注目。ベルギー紙「HLN」は、アルジェリア代表MFソフィアヌ・アンニがスパルタク・モスクワ移籍の可能性が高まっているなかで、森岡が「アンニの理想の後継者になる」と記した。

主将アンニの穴を埋める存在として期待か

 アンニはキャプテンとして今季23試合に出場して8得点6アシストを記録しているアンデルレヒトのキーマンの一人。1トップの背後のシャドーや左サイドハーフなど攻撃的なポジションでチームを牽引しているだけに、森岡はその穴を埋める存在として大きな期待を背負うことになりそうだ。

 ベルギー公共放送「RTBF」では「アンデルレヒトはすでに(アンニの)後継者を見つけた」として森岡への関心を報じている。

 昨年、バヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表に3年ぶりに復帰するなど進境著しい森岡。ロシア・ワールドカップまでの残り半年に迫った状況で、ベルギーの名門への移籍を叶えることができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images