おにぎりはなぜ三角形? 石川県神社庁に聞いてみると「神が宿っている山」
[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2017年10月30日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、おにぎりの形はなぜ三角なのかについて調べていました。
俵型や丸型もありますが、一般的なのは三角形ですよね。
三角形のおにぎり(画像はイメージ)
運びやすく食べやすい
町の人たちにおにぎりの形について聞いてみると、やはり「三角形」と答える方が多く93%、丸型が5%、俵型が2%という結果でした。
どうして、三角形なのかについて聞いてみると、「握りやすい」「食べやすい」という答えが返ってきました。
三角形だと角の部分から食べやすく、最初に3つの角を攻める食べ方をしている人が多数いました。
おにぎりを製造販売している金沢市野田の「熱熱おにぎり ほがらかや のだ」の方に話を聞くと、三角の型枠にご飯を入れてから手で握っているそうです。そのほうが、手で握る回数が少なく、ふわふわのおにぎりができるそうです。
そして、「運びやすいから」という理由もあるそうです。三角形は一辺を下にすると安定するため、運ぶときにちょうどよいのです。
さらに、石川県神社庁の方の話では、「おにぎりは神が宿っている山の形」なんだそうです。お米や塩を供える時も山の形に盛りますよね。三角形は、全ての人にありがたいかたちだったのですね。(ライター:りえ160)