祐誠高等学校(福岡)

写真拡大

集合写真(祐誠)監督の存在感

■中日ドラゴンズ、若松駿太選手の母校! 福岡県久留米市にある祐誠高校。機械科、自動車科、普通科ドリームコースなど幅広い学習を支援している。野球部OBには現中日ドラゴンズの若松 駿太を輩出し、今春は筑後地区決勝まで進む活躍を見せた。

■めざせ日本一 現在1年生23名、2年生27名、3年生20名の計70名で活動している祐誠野球部。グラウンドは夕方、他部活動と共用で使用のため朝練でバッティング練習をしているという。今年のウリを窪山 慶主将は「走塁とバッティング、そしてチームワークです」と話す。そんな祐誠の目標は「めざせ日本一」だ。

■大きかった監督の復帰  チームがスタートした数日後に金城監督が入院し、指揮官が離れてしまうこととなった祐誠。その当時はまとまりがないチームだったので、チームワークをテーマにスタートした。そんな中金城監督が復帰し、初めて指揮をとった試合について、窪山主将は「監督がベンチにいる喜び、安心感、不安がすべて消えました」と金城監督がいかに大きい存在だったのか、再認識できる試合となったようだ。オフシーズンは「First Penguin」、失敗を恐れずに勇気をもってチャレンジしていくことをテーマにトレーニングに励んできた祐誠。冬のトレーニングの成果もあり、春は筑後地区決勝まで勝ち進んだ。

■注目の選手は? この1年間活躍してきた選手に原 誠弥、中村 祐太、立花 修斗、撰田 一輝、窪山 慶、黒田 眞暉、大森 曙空、青木 誠也、吉田 康人の9名を選出。目立った選手はいないが一人ひとりが自分の役割を果たし、勝つことを意識して選手達だ。そしてこのチームのムードメーカーは藤原 悠我は超ポジティブ思考の持ち主。どんな時でもチームを盛り上げてくれるような活躍に期待だ。

■チーム一丸となって 窪山主将は夏に向け、「嬉し涙を流せるような夏にできるよう、チーム一丸となって頑張ります」と宣言。金城監督とともに、全員で戦う。

集合写真(祐誠)甲子園へ駆けあがる夏に

ここからは撰田 一輝副主将(3年)と山口 ちさとマネージャー(3年)にお話を伺いました。

Q.夏へ向けて見つけた課題を教えてください。

撰田:今年のチームは選手層が薄いので、練習の中で層を厚くしていき、夏までに粘り強いチームを作っていきたいです。山口:自分たちがリードされている試合をどうやって逆転して盛り返すことができるかだと思います。

Q.ここまで振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください

撰田:仲間と共に勝つ喜びを味わえることが一番の思い出です。山口:一番の思い出は新チームになり監督が病気で倒れてしまい、1か月後に金城先生が退院したその日にグラウンドに来てみんなが走って駆け寄っていったことです。

Q. 応援する方々へ自分のここを見てほしいというのを教えてください!

撰田:春の自分からどこまで変われているのか、成長した姿を見てほしいと思います。山口:頼もしく成長したみんなの挑戦的なプレースタイルを見てほしいです。

Q.このチームの好きなところは、または他のチームに負けていないところはどんなところですか?

撰田:学年関係なくとても仲がいいところです。山口:部員同士が和気あいあいとしていてとても仲が良く、絆が強いと思います。

Q. この夏はこういう夏にしたい!という意気込みを教えてください

撰田:嬉し涙を流せるような夏にできるよう、チーム一丸となって頑張ります。山口:金城先生とともに嬉し涙を流して甲子園まで駆け上がる夏にしたいです。

撰田選手・山口マネージャー、ありがとうございました!

練習風景(祐誠)最後の大会で大きな花を咲かせる

  ここからは多田 洋介部長にお話を伺いました。

Q. 新チームが始まってからどんなチームを作り上げてきましたか?またこのチームの強みも教えてください。

 縦横のつながりを強くして、チームの結束力の強いチームを目指してきました。そうした中、秋、春を自分達の思うような野球ができなかった精神的な部分が夏の大会では大きな強みとなることを期待しています。

Q. 夏に向けて3年生と部員たちにメッセージをお願いします!

 2年間という短い期間の中で監督から野球だけでなく、多くの種がまかれてきたと思います。十分な醸成期間があったと思います。最後の大会で色鮮やかな大きな花を咲かせてほしいと思っています。監督という大木を君達の大輪で美しく彩ってください。

多田部長、そして祐誠野球部の皆様、ありがとうございました!

今年も大好評!【僕らの熱い夏 特設ページ】各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!