定番食材だけど意外と手軽な活用方法がさっと思い浮かばない野菜といえばピーマン。一人暮らしの自炊だとちょっと微妙なポジションですよね。とりあえず野菜炒めかチンジャオロースか肉詰めにしてみるか……ぐらいですけど、タレントのタモリさんがテレビで紹介した「ピーマンの煮浸し」は、すぐに作れてご飯のオカズにも活躍してくれるいい感じの簡単レシピなのでオススメです!

タモリ風ピーマンの煮浸し 調理時間約15分

用意するもの(1人前)ピーマン 4、5個サラダ油 少々醤油 大さじ1みりん 大さじ1料理酒 大さじ1和風だしの素 小さじ1水 50cc

あれば……

かつお節 少々じゃこ 適宜

ピーマンを切ってタレと炒めるだけ!

まずはピーマンを軽く洗って、食べやすい大きさにカットします。縦に切り込んで、お好みでだいたい4〜8等分にする感じでしょうか。種とヘタも取っておきましょう。

醤油、みりん、酒(全て大さじ1程度)、それから和風だしの素(小さじ1=2g程度)を加えて水50ccを足し、タレを作っておきます。だしの素の塩分が気になる人は控えてもOKです。

フライパンなどにサラダ油を軽く(小さじ2程度)敷いて熱し、ピーマンを投入。中火で焼いて、軽く焦げ目がついてきたら、調味料をあわせたタレをざっと入れ込みます。

3分前後を目安に煮ていき、ピーマンがくたっとなってきたらOK。お皿に盛って、お好みでかつお節やじゃこをトッピングして仕上げましょう。特にだしの素を除いた人は、じゃこかしらすを入れると程よく塩分が加わって完成度が上がるのでオススメです!

ご飯のオカズになるピーマン! 丼にしても捗るぞ

今回はかつお節だけトッピングして完成。ちょっと残った煮汁と一緒に小皿に盛って、ピーマンオンリーの簡単煮浸しが出来上がりました。

これがしっかりと炒めたことでピーマンの苦味がかなり取れ、素材のほのかな甘味がぐっと引き立つとともに、だしの旨味がジュワッと染み出すジューシーな美味しさに! 濃厚な煮汁がバシバシに効いて、ピーマンなのにコレだけで白米が食べられる味付けになってくれるんです。

今回はヤマキ「だしの素」大入りパックの使い切り袋(4g)を丸ごと入れちゃったので、むしろ濃すぎるぐらいの味付けに(笑)。約2g程度で十分かと思います。時間があれば冷蔵庫で一晩寝かせると更に美味しくなってくれますよ。

ご飯の上に乗せればヘルシーな丼メシが即完成。これにじゃこやしらすも加えれば、だしの素を少なめにしても良いバランスの味わいに仕上がってくれます。ほどよい塩味と香ばしさで素材のクセを取り、ピーマンが苦手な人でも全然イケるオカズ・おつまみにできちゃう簡単レシピ。ピーマンが余った時、覚えておくと捗りますよ!