【海外発!Breaking News】空手黒帯の男、異常な嫉妬心から恋人を暴行死させる(英)
結婚し幸せを掴むカップルももちろんいるが、ひとつ間違うととんでもない事件に巻き込まれてしまう可能性がある出会い系サイト。昨年8月に出会い系サイトを通して知り合ったカップルに起こった悲しい事件の裁判がこのほど行われ、改めて男の被害者への残虐な行為が明るみに出た。英紙『Evening Standard』が伝えている。
2015年4月のこと、英カーディフ・メトロポリタン大学に通っていた24歳のXiXi Bi(シシ・ビー)さんはイギリスで人気の出会い系サイト「Plenty of Fish」を通してジョーダン・マシュー(24歳)と会った。2人はすぐに意気投合し、一緒に暮らし始めるまでに時間はかからなかった。
カーディフのランダフにあるアパートで暮らしていた2人だったが、昨年8月19日に悲劇が起きた。この日、ロンドンへ出かけていたシシさんは夜遅くに帰宅し、ジョーダンと口論になった。シシさんが出会い系サイトから他の男性のメッセージを受信していると思い込んだジョーダンは激しい嫉妬心から、シシさんに殴る蹴るなどの暴行を加え死に追いやったのだ。
2月17日にカーディフの民事裁判所で行われた裁判では、ジョーダンが154cmしかない小柄で華奢なシシさんの体の至るところに殴る蹴るの暴行を加え、彼女の身体に広範囲に渡る激しい痣はもちろんのこと、多発骨折を起こしていたことも明らかになった。ジョーダンはパブのシェフという仕事を持つ傍ら、空手の黒帯の持ち主で武道に長けており、抵抗することのできないシシさんに拳や足で激しい暴行を長時間続けたという。
ジョーダンが「恋人と口論になった」と999に自ら通報し救急隊員が駆け付けた時、彼らはシシさんが既に死亡していると思ったほどその状態はひどいものだったという。虫の息のシシさんの顎や肋骨は骨折しており、どれほどの衝撃を与えられたかは明らかだったそうだ。
病院に搬送されたシシさんは翌朝、深刻な怪我が原因で心肺停止となり帰らぬ人となった。自ら恋人を死に追いやるほどの暴力を振るっておきながら、ジョーダンは通報したオペレーターに「ダーリンが…」と話していた記録が明らかになっている。
「ジョーダンと知り合うまで、シシはカーディフでの大学生活を楽しんでいてとても明るかった。これからのシシの将来をごっそりあの男は奪いました。自分勝手で卑劣で、根性の無い男のせいで私たちはシシを失いました」とシシさん家族の怒りは隠せない。
衣服や食料、家賃や車代など経済的にもシシさんに頼っていたにもかかわらず、口論になるとジョーダンは暴力を振るうことが多々あったそうだ。それでもシシさんは化粧を濃くして顔の痣を隠していたようだったとシシさんの兄は語っている。
ジョーダンがコントロール好きで強制的だとわかってからも、シシさんは逃れる方法はなかったのだろうか。今回の裁判ではジョーダンは「傷つけるつもりはなかった」と真っ向から殺意を否定している。
出典:http://www.standard.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
2015年4月のこと、英カーディフ・メトロポリタン大学に通っていた24歳のXiXi Bi(シシ・ビー)さんはイギリスで人気の出会い系サイト「Plenty of Fish」を通してジョーダン・マシュー(24歳)と会った。2人はすぐに意気投合し、一緒に暮らし始めるまでに時間はかからなかった。
2月17日にカーディフの民事裁判所で行われた裁判では、ジョーダンが154cmしかない小柄で華奢なシシさんの体の至るところに殴る蹴るの暴行を加え、彼女の身体に広範囲に渡る激しい痣はもちろんのこと、多発骨折を起こしていたことも明らかになった。ジョーダンはパブのシェフという仕事を持つ傍ら、空手の黒帯の持ち主で武道に長けており、抵抗することのできないシシさんに拳や足で激しい暴行を長時間続けたという。
ジョーダンが「恋人と口論になった」と999に自ら通報し救急隊員が駆け付けた時、彼らはシシさんが既に死亡していると思ったほどその状態はひどいものだったという。虫の息のシシさんの顎や肋骨は骨折しており、どれほどの衝撃を与えられたかは明らかだったそうだ。
病院に搬送されたシシさんは翌朝、深刻な怪我が原因で心肺停止となり帰らぬ人となった。自ら恋人を死に追いやるほどの暴力を振るっておきながら、ジョーダンは通報したオペレーターに「ダーリンが…」と話していた記録が明らかになっている。
「ジョーダンと知り合うまで、シシはカーディフでの大学生活を楽しんでいてとても明るかった。これからのシシの将来をごっそりあの男は奪いました。自分勝手で卑劣で、根性の無い男のせいで私たちはシシを失いました」とシシさん家族の怒りは隠せない。
衣服や食料、家賃や車代など経済的にもシシさんに頼っていたにもかかわらず、口論になるとジョーダンは暴力を振るうことが多々あったそうだ。それでもシシさんは化粧を濃くして顔の痣を隠していたようだったとシシさんの兄は語っている。
ジョーダンがコントロール好きで強制的だとわかってからも、シシさんは逃れる方法はなかったのだろうか。今回の裁判ではジョーダンは「傷つけるつもりはなかった」と真っ向から殺意を否定している。
出典:http://www.standard.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)