[ドデスカ!‐名古屋テレビ]2016年11月24日放送の「ニュースブックマーク」のコーナーでは、名古屋城で行われる初日の出イベントについて紹介されていました。

日差しを受ける名古屋城(Emran Kassimさん撮影、flickrより)

河村たかし市長が発案した「名古屋城天守閣から初日の出」は、12月31日23時から、1月1日8時まで名古屋城を開城し、夜は灯籠を使った幻想的な雰囲気の中、名古屋おもてなし武将隊による年越しカウントダウンなどが行われるイベントです。

震度6強で倒壊・崩壊の恐れ

毎年初詣客が多く訪れる熱田神宮からの、人の流入も期待されるこのイベント。しかし河村市長は以前名古屋城に、「名古屋城天守閣について」というタイトルで、震度6強程度の地震で倒壊、または崩壊するおそれがあると警告する看板を設置させました。

名古屋城総合事務所の方は、矛盾が生じているので積極的な宣伝は控えているとコメントしています。

危険を知らせる看板を設置しながらも、イベントを開催するという市長の矛盾を感じます。「危険な場所」でのイベント開催に市民の理解は得られるのでしょうか。(ライター:moca)