南海トラフ地震、いかに「備える」か 尾鷲地方の取り組み
[ドデスカ!‐名古屋テレビ]2016年11月23日放送の「竹田のイマネタ!」のコーナーでは、尾鷲地方での津波対策について紹介されていました。
上空から見た尾鷲港(Hideyuki KAMONさん撮影、flickrより)
先日東北地方で地震がありましたが、東海地方では今後南海トラフ巨大地震が起こるとされており、津波の被害が心配されています。特に尾鷲市では南海トラフ巨大地震が発生した場合、最短で地震発生後4分で1mの津波が、その後最大17mの津波が到達すると予測されています。
市民に端末を配布
尾鷲市は巨大な災害から市民を守るために、全世帯に尾鷲市専用端末を配布し、大雨や地震、津波の情報を配信しています。
また幼稚園から小中学校まで防災教育を行い、福祉保健課では高齢者ひとりひとりの歩幅や避難所までの時間をデータ化しています。高齢者同士で高台へ避難できるように避難道具の開発なども行っています。
必ず来るとされている南海トラフ巨大地震への、いざという時のための備えを見直すことが大切だと改めて感じました。(ライター:moca)