奈良県を人口比で半分ずつになるように色分けした地図がツイッターで話題になっている。人の都市部への集中、それ以外の地域での過疎化は様々な場所で問題視されているが、それがくっきりと浮かびあがる地図になっていたのだ。


画像はイスカリオテの油断さんからのツイッターから

京都に至っては京都市で過半数

奈良県の発表によると、奈良県の人口は2016年現在で約135万人。その内の半分が奈良市を中心とした北部に集中している形だ。奈良市の人口は約36万人なので、単独で全人口の2割を占めている。

面積比で2等分した地図になると、人口密度の差が更に顕著になる。面積ではほぼ同等だが、北部の人口は131.5万人と、南部のおよそ13倍である。

これに触発され、ツイッターでは同様に様々な都道府県の人口を2等分した地図が投稿されている。

こちらはお隣の和歌山県だ。北西部に人口が集中している様子が分かる。奈良県とは共に人口密度が低い地域同士で接している。

こちらは京都府の人口2等分地図。なんと京都市が単独で過半数を押さえており、奈良や和歌山以上の人口集中が発生している。国内でもトップクラスの約147万人の人口を抱える京都市の大都市っぷりが強調されている。

他にも下記のような投稿があり、それぞれの地域における人口の偏りが可視化されていた。