滋賀県に住むDさん(40代女性・パート)は、自分の家なのに、心からくつろげない気持ちを持ちながら暮らしている。

その理由は最近引っ越してきた隣の夫婦だった。やりたい放題の隣人から、いつ矛先が向けられるかビクビクしながら過ごす毎日とは。

元ヤンの隣人にビクビク

私が住む地域はもともと、我が家以外に家はほとんどなく、空き地が広がるような未開拓の土地でした。しかし、最近の開発で新しい家がどんどんと建ち始め、あっという間ににぎやかな住宅街となっています。

長らく空き地だった我が家の隣にも家が建ち、そこに40代くらいの夫婦が引っ越してきたのですが、この夫婦というのが問題だったのです。

特に奥さんの方は見た目が派手派手しく、言葉の端々からも元ヤンだったことが分かるような人でした。

ある日、私が自宅前に車を停めようとしたときのことでした。私は気づかなかったのですが、少しだけ隣の家の敷地にかかっていたようでした。すると、家の中からすごい剣幕で出てきた奥さんに「どけろ」と注意されてしまいました。

びっくりした私は、思わず平謝りに謝って車を下げましたが......。

たくさんのトラブルを起こす隣人

幸い、今のところ私がはっきり巻き込まれたトラブルはこの一件だけですが、ご近所の方によると、あちこちのお宅ともめ事を起こしているそうです。

最近聞いた話によると、「自宅の敷地内(空中)に電線が入っている!」と言い出し、苦情を電力会社に入れていたそうです。後日、工事のため電力会社が来ていたので、私も何かと思ったのですが......。

別の話もあります。

うちの近所は、元々住宅地ではなかったということもあり、街灯などが不足気味です。小さいお子さんも増えましたし、防犯のためにも、新しく街灯を道沿いに設置することになりました。

しかしその元ヤン夫婦は自分の家の周囲には絶対に街灯を付けるな、の一点張り。どんなに町内会の役員が説得しても、全く聞く耳を持たない状態で、今も話は平行線をたどっているようです。

自分がやるのはOKなのに...

トラブル話はまだあります。

元ヤン夫婦は自分の家で出たゴミや枯葉を自分の家の庭で燃やすことがあります。正直、飛び火は怖いですし、煙もすごいのでやめて欲しいと思いますが、いまだに言うことができていません。

それだけならいいのですが(よくはないですが)問題は、同じように近所の人がゴミや枯葉を燃やしていると、即座に市役所や警察に電話して苦情を言いやめさせるようにするという、なんとも自分勝手な行動をとることです。

今ではみなさん、できるだけその家庭とは関わらないようにしております。私もそうしていますが、いつ矛先がこちらを向くか、とドキドキしながら暮らさなくてはいけないことがとても残念です。

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