バレンシア、元伊代表監督プランデッリ氏の就任を発表 2年契約で合意

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 バレンシアは10月1日、チェーザレ・プランデッリ氏が新指揮官に就任したことを発表した。契約期間は2018年6月30日までとなっている。

 バレンシアは今シーズン、リーガ・エスパニョーラ開幕から4連敗と低迷。9月20日にパコ・アジェスタラン監督との契約を解除し、サルバドール・ゴンサーレス・マルコ氏(通称ボロ氏)が暫定監督を務めていた。
 
 現在59歳のプランデッリ氏は、現役時代ユヴェントスやアタランタで活躍した。引退後はローマやフィオレンティーナを指揮した後、2010年夏にイタリア代表指揮官に就任。ユーロ2012ではチームを準優勝に導いたが、2014年のブラジル・ワールドカップではグループリーグ敗退に終わり、大会終了後に辞任していた。2014年夏からはガラタサライの監督を務めていたが、同年11月に解任されている。

 同クラブの発表によると、プランデッリ氏は1日に合意に達し、2日に行われるリーガ・エスパニョーラ第7節アトレティコ・マドリード戦はスタンドから観戦する予定。3日の現地時間12時に会見を行う。

 リーガ・エスパニョーラ第6節を終えて2勝4敗、勝ち点6で15位のバレンシア。10月16日の第8節スポルティング・ヒホン戦でプランデッリ新監督が初采配を振るうことになりそうだ。