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コネクティビティに関するスタートアップ企業 WirepasとIIoTモジュールを扱うメーカーであるU-Bloxが、IoTのためにスケーラブルかつ分散的なラジオコミュニケーションを実現する低消費電力Bluetoothモジュール『NINA-B1』を発表した。

このモジュールは、導入の容易さと“どこまでもスケーラブル”であることが目的である。各々のモジュールがネットワーク速度を落とすのではなく、Wirepas Connectivityは各々のモジュールをルータとし、企業は何百ものモジュールからなるメッシュネットワークを構築できるようになる。

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「Wirepas Connectivityソフトウェアとの組み合わせにより、NINA-B1は、ライティング、センサー、設備のトラッキングやビーコン向けの導入が容易で大規模、かつ、分散的なIIoTアプリケーションを構築できるようになる」と、U-Bloxの製品戦略の責任者 ヘイケン・スヴェジェラード氏は語る。

Bluetoothもついてくる

モジュールのスペックは、ARM Cortex M4 MCU 64MHz、64Kb RAM、512Kbフラッシュメモリである。Bluetooth 4.2がモジュールにインストールされていることから、新しいインターフェースやサービスが登場した際のソフトウェアの無線アップデートが可能にもある。

「我々は、このテクノロジーがただのスタートであるとは考えておらず、ビジネスやアプリケーションのニーズに応えることに今後も注力していく。これらのニーズは変わっていくことから、テクノロジーもそれに応じて変わっていく必要があるだろう。WirepasとU-Bloxは、コアバリューを共有し、互いにとってよりよい関係を築きつつこれまでにない価値のあるテクノロジーを生み出す予定だ」と、WirepasのCEO テッポ・ヘミア氏は語る。

IoTソフトウェアおよびハードウェア企業が、IoTの導入を低価格かつリスクがないものにするためのツールとして、低コスト・低消費電力モジュールは市場での主流になりつつある。BluetoothやWiFiといった一般的な無線規格を組み込むことで、その展開速度も向上されることだろう。

ReadWrite[日本版] 編集部
[原文4]